サウンド
ゲーム音楽と著作権~上手に活用するために知っておきたいルール
- 日時
- 9月2日(火) 13:30~14:30
- 形式
- レギュラーセッション
受講スキル | 音楽の著作権・権利管理について興味をお持ちの方 |
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受講者が得られるであろう知見 | ゲーム音楽の著作権に関する各種ノウハウ |
セッションの内容
ゲーム音楽は社員に作ってもらえば会社のものだから著作権なんて気にする必要ない!なんて思っていませんか?
ちょっと待ってください。今日は少し視点を変えてみましょう。
世の中にはたくさんの音楽があふれ、音楽を創るチャンスに巡り合いたい作曲家・作詞家も大勢います。国内外を問わず聞きなれた音楽でゲームを盛り上げてみるのも、職業作家に依頼するのも、ルールさえ守れば、決して不可能ではありません。
最初の映画音楽が作られたのは1908年。この頃は無声映画上映の傍らで生演奏されていたそうです。トーキーが世に出るのは1920年代後半になってですから、その20年も前から映像と音楽は切っても切れない仲だったんですね。ゲームという映像作品における音楽も同じではないでしょうか。だとすれば、様々な音楽を使える可能性をもっと身近に意識していただけたら、世界がさらに広がるかもしれません。
今日のお話がそんなきっかけのひとつになれば幸いです。
講師プロフィール
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野方 英樹
一般社団法人日本音楽著作権協会JASRAC
複製部
部長
1985年JASRAC入社。以来これまでに使用料をいただく利用分野のほぼすべてに携わり、2013年より複製部部長。ゲームをはじめ、CD、Blu-ray Disc、楽譜等、「もの」に音楽著作物を複製するときの利用許諾窓口の責任者を務める。