オンライン・ネットワーク
モバイルブロードバンド時代におけるP2P通信の落とし穴
- 日時
- 9月3日(水) 14:00~14:30
- 形式
- ショートセッション
受講スキル | ・TCP/IPの基礎知識・Socketプログラミング・NAT越えに関する基礎的な知識 |
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受講者が得られるであろう知見 | ・どの程度のゲームユーザがモバイルブロードバンド経由でP2P通信を行なっているのかという認識 |
セッションの内容
ついに昨年、モバイルブロードバンド契約数が従来のブロードバンド契約数を上回った事をご存知だろうか。
これまで培われてきた、P2P通信を始めとするオンライン技術は「ADSL/光ファイバーといったブロードバンド回線」で遊ばれる事を前提としたものであり、そのままでは「LTEやWiMAXといったモバイルブロードバンド回線」では通用しない。
モバイルブロードバンド時代で遊ばれるP2Pオンラインゲームを生み出すには、この急激に普及した環境に対応してゆくことが必要不可欠である。逆にもし対応しなければ、この急増したユーザ層はもちろん、従来のユーザ層にも劣化したゲーム体験を提供する事になりかねない。
このセッションでは、P2Pオンラインゲームの通信ログの解析結果、各モバイルブロードバンド回線の実験結果を元に、モバイルブロードバンドの普及がP2Pゲーム通信に - 「どういう影響を及ぼすのか」「どういう問題を引き起こすのか」「どういう解決方法があるのか」実機を用いた実演を交えつつ、解説する。
講師プロフィール
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佐藤元彦
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
クリエイティブサポートセンター プロダクトIT部 リサーチグループ
スタッフ
2008年 株式会社コナミデジタルエンタテインメント入社。
オンラインゲームのネットワーク技術開発、特にNAT越えアルゴリズム、IPv4/v6デュアルスタックP2P通信ライブラリの開発を担当。《講師からのメッセージ》