エンジニアリング

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スポンサーシップセッション ENG

スマートフォンアプリのクラッキングの種類とその対策

日時 
9月3日(水) 13:30~14:30
形式 
レギュラーセッション
受講スキル

受講者が得られるであろう知見

海賊版、チート行為の防止、クラッキング対策

セッションの内容

比較的簡単にクラッキングできてしまうスマートフォンアプリケーション。
セキュリティ面での仕組みから対策の解説。

講師プロフィール

  • 梅津 武史

    梅津 武史

    Arxan Technologies

    サポートエンジニア

    フィーチャーフォンのアプリ開発を10年以上経験。現在、アンチタンパー、対リバースエンジニアリングのソフトウェアのサポートエンジニア。日経エレクトロニクス2012年4月号に、自己防衛ソフトウェアについて寄稿。

    《講師からのメッセージ》

    セキュリティホールを無くせば、ソフトウェアの安全性は担保されると考えられている方を多くお見受けしますが、実際のところ、ソフトウェアですので、バイナリエディタですら書き換えられてしまい、簡単にセキュリティホールを追加することが可能です。ソフトウェアを簡単に書き換え可能な、つまり、ソフトウェアの形を簡単に変更できるような、文字通り「ソフト」な状態から、簡単に変更できないような、固い「ハード」な状態にする必要があるという事実を知っていただきたいと思っております。

  • 坂井 茂

    坂井 茂

    バーチャルコミュニケーションズ株式会社

    コンサルティンググループ

    コンサルタント

    モバイルアプリ開発、Webシステム開発等、エンジニアの経験を活かし、1部上場企業に数々のサービスを提供。
    現在は、コンサルタントとしてサービス導入のサポートを行っている。

    《講師からのメッセージ》

    ジェイルブレイクされたデバイスやroot化されたデバイスが世界中に広がっているため、モバイル アプリが実行される環境は、多くの危険にさらされ、信頼できるものではありません。
    アプリを公開することは、ソースを公開していることと同じことなのです。
    一般に、ユーザー側のセキュリティの必要性はよく知られていますが、それ以外は、まだあまり知られていないため、重要であるにもかかわらず対策が取られていないのが現状です。
    どのような危険性があるのか、様々なクラッキングの例を紹介しますので、それに対しての保護がいかに重要なのかを知っていただければと思います。