アカデミック・基盤技術

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公募 AC    ENG

Character Transfer:キャラクタ固有の表情特徴を考慮した顔アニメーション生成手法

日時 
9月4日(木) 13:30~14:00
形式 
ショートセッション
受講スキル

簡単なフェイシャルアニメーションに関する知識

受講者が得られるであろう知見

少数の表情モデルから高品質なフェイシャルアニメーションを生成する手法

セッションの内容

キャラクタ固有の表情特徴を付加したCGフェイシャルアニメーションの自動生成手法を紹介します.CGコンテンツにおけるフェイシャルアニメーションは作品のクオリティを評価する上で非常に重要な要素の一つです.ファイシャルアニメーションの生成には,ブレンドシェイプと呼ばれる手法が用いられていますが,キャラクタの固有な表情を考慮したような質の高いフェイシャルアニメーションの作成するために膨大な数の表情モデルをあらかじめ作成する必要がある問題点がありました.そこで本セッションではこのような表情モデルを精細に作成することに着目し,少ない表情モデルからキャラクタ固有の表情特徴を抽出し,任意の表情に付加する手法についての解説を行います.

講師プロフィール

  • 加藤卓哉

    加藤卓哉

    早稲田大学

    理工学術院

    修士1年

    早稲田大学
    理工学術院
    修士1年
    2013年早稲田大学先進理工学部卒業. 現在、同大学院先進理工学研究科在籍.
    実体情報学博士プログラム 『WILL』メンバー

    - 学会発表 -
    WSCG2014 Full paper session にて発表
    第76回情報処理学会全国大会 学生セッションにて学生奨励賞受賞
    Visual Computing / グラフィクスとCAD 合同シンポジウム 2014 Poster session にて発表予定
    SIGGRAPH2014 Posterにて発表予定

  • 森島繁生

    森島繁生

    早稲田大学

    理工学術院 総合研究所

    教授

    1987年東京大学大学院工学研究科修了。工学博士。成蹊大学教授を経て、現在、早稲田大学先進理工学部応用物理学科教授。1994トロント大学客員教授、1999年-2012年ATR, NICT客員研究員。コンピュータビジョン、コンピュータグラフィックス、音楽・音声信号処理の研究に従事。1993年知的画像符号化の先駆的研究で電子情報通信学会業績賞、2010年Dive into the Movieの研究で電気通信普及財団テレコムシステム科学賞、2014年動画の漫画風要約の研究で画像電子学会西田賞受賞。

    《講師からのメッセージ》

    当研究室は、30名弱の学生がおり、人物の顔、身体について、3Dモデルの自動生成、モーションリターゲティング、レンダリング、アニメーション合成をはじめ、音と映像のシンクロ、映像要約、Webアプリ、ノンフォトリアリスティックレンダリング・アニメーションなど多くの要素技術の研究を行っています。今年は、4件のショートプレゼンを行います。

  • 共同研究・開発者

    斉藤隼介(早稲田大学)
    川井正英(早稲田大学)
    前島謙宣(早稲田大学)