HaptoMIRAGEを用いた３次元空中スケッチ

アカデミック・基盤技術

形式　: インタラクティブセッション

セッションの内容

我々はCEDEC2013において実空間上に裸眼３D映像を描画可能な3次元ディスプレイHaptoMIRAGEを発表した．今回，改良されたHaptoMIRAGEを用いて，空中に3次元的な光の線を描画可能なインタラクティブシステムを発表する．このシステムを用いることで，実空間中に光の線を使ったカラフルなスケッチを描くことができる．例えば，実物体を置いて，その３次元的な形状をトレースしたり，実物体上や既存の3DCGモデルの上に３次元的なイラストを描き加えたりすることができる．これにより，これまで2次元平面上に拘束されていたスケッチという創造的作業を，3次元空間に展開することを目指している．

講師プロフィール

上田雄太

慶應義塾大学

メディアデザイン研究科大学院

リサーチャー

2012年3月岐阜大学数理デザイン研究科卒業
2012年4月慶應義塾大学メディアデザイン研究科　入学
2014年3月慶應義塾大学メディアデザイン研究科　修了
柴崎美奈

慶應義塾大学

メディアデザイン研究科

リサーチャー

2009年女子美術大学芸術学部メディアアート学科卒業
2011年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科　　入学
2013年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科　　修了
南澤孝太

慶應義塾大学

大学院メディアデザイン研究科

准教授

2010年東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻博士課程修了．博士（情報理工学）
同年，慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科・特別研究助教．特任講師を経て2013年より現職．
専門分野は，触覚インタフェース，身体性インタラクション，バーチャルリアリティ，システム情報学．