アカデミック・基盤技術

アカデミック・基盤技術

招待 AC  

全身触覚インタフェース

日時 
9月4日(木) 13:30~14:30
形式 
レギュラーセッション
受講スキル

特にありません

受講者が得られるであろう知見

触覚インタフェースの基礎および応用分野に関する現在の研究動向

セッションの内容

触覚ディスプレイ研究の多くは従来,極論すれば指先のリアルな感触再現をグランドチャレンジとしてきました.しかし近年,全身運動を伴うインタフェースの爆発的普及と呼応し,全身を対象とした触覚インタフェースが盛んに提案されて
います.そこでは次のような価値が発見/再発見されています.
1)Emotion:触覚は驚きから愛情まで幅広く情動へ働きかける,2)Navigation:触覚は身体に直接呈示できるため運動誘導/教示に有利である,3)Reality, Cross-modal:触覚は視聴覚との併用で現実感を劇的に底上げできる,4)Presence:触覚はコンテンツ中の自己を発見させ,臨場感を生じさせる.
本講演では以上のような現状と展望を事例とともに解説します.

講師プロフィール

  • 梶本 裕之

    梶本 裕之

    電気通信大学