アカデミック・基盤技術
セッションの内容
曲面ディスプレイが近年注目されているが、曲面ならではの入力方法や使用方法は未だ開発途上にある。本セッションでは、曲面上の棒状物体の滑らかな回転運動に着目して、いくつかの凸曲面から成るディスプレイ上で棒状インタフェースを回転させ、その接触情報によりマルチタッチ入力を実現するアミューズメントシステム Stick'n Roll を紹介する。また、本システムの特長を活かした鍵盤状楽器、風船割りゲーム等いくつかのアプリケーションのデモも行う。
講師プロフィール
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松浦 昭洋
東京電機大学
理工学部 情報システムデザイン学系
准教授
1968年広島県生まれ。2002年京都大学大学院情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。NTTコミュニケーション科学基礎研究所、日本学術振興会特別研究員を経て、2003年4月より東京電機大学。
数理・アルゴリズム・エンターテインメント・可◯化・身体などをキーワードに、融合領域で新しい表現やシステムを生み出したいと考えている。
ジャグリングの世界大会でファイナリストとなるなど、パフォーマーの一面も持つ。《講師からのメッセージ》
共同研究・開発者
●共同研究者
折小野 嘉輝(株式会社マイクロアド)
栗原 秀典(日本電気株式会社)
●共同講演者
大島 悠 (東京電機大学 / 理工学部 / 学部4年)
松川 孝幸(東京電機大学 / 理工学部 / 学部4年)