PERACON2014 結果発表


第120位/粉川賞

レンガーディアン

山口 隆

 首都大学東京/院修2年

審査員得点:2点 一般投票:8票

首都大学東京大学院の修士2年生さん。「モータフェーダを利用した触覚呈示を用いたゲームアプリケーションの提案」という論文がある。

【粉川貴至】キャラが好きです。

【石畑義文】どこまで攻撃を受けて反撃するのか、駆け引きが面白いです。もう一つ何か駆け引き要素を入れて三すくみにできれば、長く遊べるゲームになりそうです。

【細山田水紀】意外性が欲しかったです。

【海道賢仁】分身がどう活躍するかの説明があるともっとよかったと思いました。やられるたびにどんどん分裂していって逆に強くなる、という方向性は良いと思います。

【遠藤雅伸】パーツの分裂を増殖と言い換えたテーマ提案。「ダメージを受ける」ことを肯定的に捉えたいという気持ちはわかるが、このメカニクスは「ダメージを受けないと相手が倒せない」設定になりやすく、冗長にプレイ時間が伸びて、結果的に面白さが薄められる。シートの見せ方は悪くない。

【小谷浩之】ダメージが有利になるというルールは、分身に何らかの時間制限、使いどきなどを設けなければ、よいゲームプレイの基準がぶれてプレイヤーに価値基準を定めにくくする。純粋な肯定要素ではなく不利な側にあたえられる制限付きチャンス(対戦格闘の必殺ゲージ)として組込むと成立はしやすいと考えます

【山田倫之】ネガティブ要素をポジティブに変換、という切り口は悪くない。ただ、「増殖」感は足りないような…

【下田賢佑】ダメージをわざと受けるところが作業化しそうです

【三上浩司】このルールだと積極的に戦わずにある程度一方的にダメージ受けてから動けばいいだけになってしまいませんか?

【本山博文】何もしないほうがいいのでは?

【鈴井匡伸】仕組みは理解できました。分裂したほうが強いのかな?