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起立訓練支援用ゲーム『リハビリウム 起立の森』:医療・ヘルスケアの現場におけるゲーム利用

形式 : インタラクティブセッション
プラットフォーム : PC
難易度 : 甘口(学生含めどなたでも)
写真撮影 :
SNS公開 :
資料公開 : 後日CEDiLにて公開予定です
受講スキル
シリアスゲーム制作、開発、研究を行っている人、あるいは今後行う予定がある人。
ゲーム業界以外の分野、特に医療介護ヘルスケア分野とのコラボレーションを模索している人。
大学等においてゲーム制作関連の研究、教育を行っている人。
受講者が
得られるで
あろう知見
ゲーム業界以外の組織(病院、介護施設等)とのコラボレーション法
高齢者向けリハビリゲーム制作の実践例
病院、介護施設等におけるゲーム活用事例

セッションの内容
九州大学シリアスゲームプロジェクトでは、長尾病院と共同で2009年から起立訓練支援用ゲームの開発を行っております。2011年に病院での安全性、有用性の検証を経てプロトタイプとなる『樹立の森 リハビリウム』を制作し、2013年に製品版『リハビリウム 起立くん』として販売されています。また『起立くん』を用いての1年間利用検証も実施し、さらなる有用性を示しています。現在、次のバージョンとなる『リハビリウム 起立の森』を開発中であり、本作では現場からのフィードバックを参考に、これまでの有効である要素はそのまま残し、クラウド対応、インタフェイス、センサーの見直しを実施しております。セッションでは、現場のセラピストと共に実演を通してゲーム内容について解説し、ゲームそのもの、そして医療・リハビリの分野におけるゲームの有用性について議論を深めていきます。

講演者プロフィール

松隈 浩之

松隈 浩之
九州大学
大学院芸術工学研究院
准教授
経歴:
松隈 浩之(九州大学大学院芸術工学研究院コンテンツクリエイティブデザイン部門、准教授)

経歴:九州芸術工科大学画像設計学科卒業(1994年3月)、同大学院情報伝達専攻修了(1996年3月)修士(芸術工学)。凸版印刷株式会社
グラフィックアートラボラトリーGALA勤務(1997年4月)。九州芸術工科大学講師(2003年9月)、九州大学大学院芸術工学研究院准教授(現在に至る)。日本デジタルゲーム学会、日本デザイン学会、情報処理学会、アジアデジタルアートアンドデザイン学会会員。日本デジタルゲーム学会理事。アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局長。
専門:コンテンツデザイン、シリアスゲーム。病院や福祉施設と連携し、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発に従事。
《講演者からのメッセージ》

2010年から継続して行っているリハビリ、ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発ですが、
医療機関との密なコラボレーションをしながら現場のニーズや制作ノウハウを蓄積しています。
リハビリ支援用ゲームなどの非言語、直感的なゲームは国を超えて幅広く利用がしやすいため、
グローバルな市場で展開が期待できる分野です。ぜひお立ち寄りください。

梶原 治朗

梶原 治朗
特定医療法人順和 長尾病院
リハビリテーション部
作業療法士 主任
経歴:
1995年 九州芸術工科大学 工業設計学科 卒業
1997年 九州芸術工科大学大学院 生活環境専攻 修了
2004年 九州リハビリテーション大学校 作業療法学科 入学
2007年 特定医療法人順和 長尾病院 リハビリテーション部 入社
《講演者からのメッセージ》

リハビリテーションの臨床現場の立場からゲーム制作・開発者の方々への期待、求められる要件や今後の可能性についてお伝えしたいと思います。

服部 文忠

服部 文忠
特定医療法人順和 長尾病院
理事長 院長
経歴:
1968年 京都大学理学部 卒業
1974年 九州大学医学部 卒業
九州大学病院第2内科、福岡赤十字病院等を経て
2000年 特定医療法人 順和 長尾病院 院長 現在に至る

日本リハビリテーション医学会専門医
日本脳卒中学会 専門医
日本内科学会 認定専門医
日本透析医学会 専門医
《講演者からのメッセージ》

リハビリテーション医療の臨床現場の実情、『リハビリウム 起立の森』の有効性と安全性に関する検証結果、ゲームの持つ可能性をリハビリテーション現場の視点から伝えることができればと思います。

有江 勝利

有江 勝利
正興ITソリューション株式会社
代表取締役社長
経歴:
1985年株式会社正興電機製作所入社。
基本ソフト開発、銀行向けSE、EC系社内ベンチャー事業等の情報事業分野に携わる。
2005年分社化。港湾や製造業向けクラウドサービスを主力に国内・海外展開中。
現在は特に、IoTやクラウド技術を活用したヘルスケアサービスの推進に尽力。
本サービスは2016年第2回Ruby bizソーシャルイノベーション賞を受賞。
さらにこれを活用した正興電機グループの健康経営で
同第4回プラチナ大賞審査委員特別賞を受賞。

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