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受講スキル | 取扱説明書の制作経験がおありの方、今後取扱説明書を制作する可能性のある方に是非ご参加いただければ幸いです |
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受講者が得られる | 技術の進歩に伴う取扱説明書記載内容の変遷 |
本セッションでは、立命館大学上村研究室が構築を進めている「ゲームマニュアル・データベース」を手がかりに、取扱説明書がどのような役割を担っているのかを検討します。とくに、取扱説明書記載内容のコンソール別および、経年による変容の比較検討を行うことで、取扱説明書の記載内容と、ハードウェアの進歩やビデオゲームのルール、物語の「複雑化」がどのように関連するのかに迫ります。その結果、取扱説明書からビデオゲームの歴史を振り返ることのみならず、今後の取扱説明書制作に少しでも寄与することができればと考えています。
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尾鼻 崇
立命館大学
ゲーム研究センター / アート・リサーチセンター
研究員 / 講師
博士(学術)。映像音楽研究/ビデオゲーム研究。立命館大学大学院先端総合学術研究科修了。日本学術振興会特別研究員、立命館大学衣笠総合研究機構博士研究員を経て、現在は立命館大学ゲーム研究センター研究員。立命館大学大学院非常勤講師。
主要業績として、「『スーパーマリオ』の音楽論―ゲームサウンド・スタディーズのための試論として」(『立命館映像学』第4号所収)、「ビデオゲームソフトウェア付属マニュアルの内容分析的研究」(『Core Ethics』第7号所収)、「初期ハリウッド映画における古典的な映画音楽手法の確立」(『芸術はどこからきてどこへ行くのか』所収)等。上村 雅之
立命館大学大学院
先端総合学術研究科
教授
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、任天堂アドバイザー。千葉工業大学卒。早川電機工業(株)(現シャープ株式会社)を経て、1971年に任天堂株式会社入社。ファミリーコンピュータやディスクシステム、スーパーファミコン等の開発責任者を歴任。現在は「遊びの歴史」や「遊びの映像化」に関する研究を進めている。