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受講スキル | キャラクタモーションとぬいぐるみに関する技術・感性:触感、質感、形と動きの関係を議論したい。 |
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受講者が得られる | メカニズムに対する新たな視点。視覚触覚両方に訴求するぬいぐるみロボットの存在感。 |
モータや回路を体幹部に集め、糸を用いてぬいぐるみ素材でできた腕や足を駆動することで、芯まで柔らかい動くぬいぐるみを実現した。リンクやジョイントがないため丈夫で、落としたり、腕をねじったりしても壊れない。糸駆動による柔らかな動きによって、手を振る、振り向くといったかわいらしい動作に加え、四足歩行のような高度な動作もできる。糸の張力の計測により、ユーザの接触を認識して反応できる。糸長と姿勢の関係は線形ではないが、ヒステリシスが少なく糸長に姿勢が対応するため姿勢を制御できる。本セッションでは、来場者は実際にぬいぐるみロボットとインタラクションすることができる。
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長谷川 晶一
東京工業大学
精密工学研究所
准教授
997年東京工業大学工学部電気電子工学科卒業.1999年同大学大学院知能システム科学専攻修士終了.同年ソニー株式会社入社.2000年東京工業大学精密工学研究所助手.2007年電気通信大学知能機械科准教授.2010年東京工業大学精密工学研究所准教授現在に至る.
CEDEC2004で物理シミュレーションに関する講演を行った.《講師からのメッセージ》