プログラム

招待セッションinteractive  

「あから 1/100」と遊ぼう!

形式 
インタラクティブ
受講スキル

・人工知能への興味
・将棋が指せること

受講者が得られる
であろう知見

人工知能研究の最先端を体感

昨年、清水女流王将に勝利して話題になった将棋AI「あから2010」のポータブルタイプ「あから 1/100」を動態展示します。最強の将棋AIと、あなたも対戦してみませんか?

  • あから1/100

    あから1/100

    一般社団法人情報処理学会

    人工知能

    2010年10月に清水市代女流王将に勝利した「あから2010」のコンパクト版。
    <仕様>
    ・ハードウエア…Intel Xeon W3680 6コアの4コアを各プログラム並列に使用。
    ・ソフトウエア…「激指(1.1票)」「Bonanza(1票)」「GPS将棋(1票)」「YSS(1票)」の4台による多数決合議。なお、「激指」「Bonanza」「GPS将棋」は2011年度版を搭載。
    <対戦歴>
    2011年7月24日 「アマチュアトップ合議:古作登氏、篠田正人氏」に勝利。

    《講師からのメッセージ》

    多くの人とサクサク対戦できるように、持ち時間を短めに調整しておきます。
    遊びに来てね!

    伊藤 毅志

    伊藤 毅志

    国立大学法人 電気通信大学

    情報理工学研究科 情報・通信工学専攻

    助教・工学博士

    昭和63 北海道大学文学部行動科学科総合行動学専攻卒業、平成6 名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻博士後期課程修了、同年 電気通信大学情報工学科助手、平成19年 同助教、平成22年同大学情報理工学研究科助教、現在に至る.

    エンターテイメントと認知科学研究ステーション 代表
    コンピュータ将棋協会 (CSA) 理事
    コンピュータ囲碁フォーラム (CGF) 理事


    <著書>
    -「先を読む頭脳」(新潮社)
    ほか

    <講演>
    -DiGRA JAPAN 11月公開講座「囲碁AIにおける革命「モンテカルロ木探索」とは何か?」(2008).
    -CEDEC2008、CEDECラボAI分野、「ゲームとAI」招待講演(2008).
    -2010 Forum on Theory of Computer Games, "The Challenge of Computer Shogi" (2010).
    ほか

    《講師からのメッセージ》

    囲碁、将棋などの思考ゲームを中心に、プレーする人間の思考や学習などの認知過程の研究や対戦して楽しいゲーム研究に従事。
    UEC杯コンピュータ囲碁大会、5五将棋大会などの思考ゲームのコンペティションの企画遂行、世界コンピュータ将棋選手権広報担当など、コンピュータ思考ゲームのコンペティションや公開対局の企画運営を行なう。2010年の「清水市代女流王将VSあから2010」では、コンピュータ側の合議アルゴリズムを提案し、勝利に貢献。情報処理学会「トッププロ棋士に勝つコンピュータ将棋プロジェクト」メンバー。

    「ゲームとコミュニケーション」
     合議研究を通じて、人間の対話、コミュニケーションについてパネラーの皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

    「あから1/100と遊ぼう」
     昨年清水市代女流王将に勝利した「あから2010」のハードウエアコンパクト版です。マシンスペックはかなり落ち、持ち時間も短め(1手10秒未満)のお手軽版ですが、それでも東大将棋部さんに勝ち越しています。勝った人には記念品を用意しておきます!多くの人の挑戦をお待ちします!

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