プログラム

公募セッションSP  

イスラーム法とゲームパブリッシング

日時 
未定
形式 
ショートセッション(30分)
受講スキル

・ローカライズ、特にカルチャーエッジの問題への関心
・イスラーム圏コンテンツビジネスへの関心をお持ちの方

受講者が得られる
であろう知見

・現地トラブルの回避法 ・イスラーム法、イスラーム教徒との付き合い方 ・現地のゲーム事情 ・他業界での法的な取り組み

イスラームの宗教法がゲームパブリッシングに及ぼす影響を、ローカライズの観点からレポート致します。イスラーム圏は、日本の国外向けゲームビジネスにとって、3つのメリットを含んでいます。カントリーリスクの低さ、人口やGDPの成長性、国産ハードの競争力がそれに当たります。
ただしそこでは、他教徒が感覚的に理解することの難しいイスラーム法、現地の慣習が、越えるべき壁として立ちはだかります。我々は文化の違いとどのように向き合い、相互に信頼を深めていくべきなのか。それについて、私からささやかなお手伝いをさせて頂くことが出来れば幸いに思います。

  • 斎藤 成紀

    斎藤 成紀

    慶應義塾大学

    法学部

    政治学科

    2011年現在慶応大学4年
    高校からイスラームについて学び、法学部で得た知見を活かしたリサーチや、実際に渡航した先での調査などを行っています。

    過去の発表・講演
    2011 3/6 日本デジタルゲーム学会 若手発表会にて
    2011 4/2 IGDAJ 第六回SIG-glocにて

    《講師からのメッセージ》

    GLOCOM助教 井上明人氏、株式会社サイバーコネクトツー簗瀬洋平氏、渡辺雅央氏、ゲームジャーナリスト 小野憲史氏、慶應義塾高等学校教諭 勝畑冬実先生を始め、多くの方の親身なご協力を頂き、CEDECという名誉ある場所での講演のご機会を頂くことができたことに感謝するばかりです。
    私はしがない学生の一身でしかありませんが、この講演がイスラーム・中東ビジネスのフロンティアを切り通すための小さな亀裂を生むこと、それが将来には大きな地平の裂け目となって、ゲームビジネスに潤いをもたらす川へと成長していくことを願い、微力を尽くさせて頂きます。

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