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公募セッションSND    VA

ショートセッション: 立体視時代の立体音響

日時 
9月8日(木) 11:20~12:20
形式 
セッション(60分)
受講スキル

立体視と立体音響に関する基礎知識

【3D映像に対するサラウンドの立体音像】
- 5.1chでのミックス経験や、3D映像に対してのミックス経験者、または今後、制作予定のある方

受講者が得られる
であろう知見

立体映像へサウンドを適用する際の困難と、その解決可能性

【3D映像に対するサラウンドの立体音像】
- 3Dという立体音場に対して、どのようにパンニングやミックスを行うかというまだ数少ない情報が得られる

近年における立体視ブームは、サウンドの開発にも影響を及ぼしています。視覚における今ブームの立体視は両眼視差のみに頼った簡単な方法です。従って、その認知は現実世界に対するそれとは異なるものであるはずです。また、視覚と聴覚は異なる受容器、異なる処理経路を通って、最終的に人間の認知として統合されます。この過程で何が起きているのかも、まだ充分に解明されたとは言えません。しかし、それでも我々は作品を作るのです。

本セッションでは、ゲームや映像の立体視に対して、どのような立体音響を付加したのか、その際に起きたことに関するセッションを、お届けします。また、後半には、CEDEC運営委員会アカデミック分野プロデューサーである稲見昌彦氏にも加わっていただいてのディスカッションを行います。

モデレーターはCEDEC運営委員会サウンド分野プロデューサーの土田善紀氏です。


【3D映像に対するサラウンドの立体音像】

近年、映画などで多用されている3D映像を弊社で制作する事になり、それに対して、SE、曲を付ける作業がありました。
2Dよりも明確に出る、前後の「奥行き」や前面に出る物体に対し、どのようにSEを制作するか、また曲とも、どのようにMIXしたのかを紹介したいと思います。

  • 油井 正幸

    油井 正幸

    株式会社スクウェア・エニックス

    開発部 サウンドグループ

    サウンドデザイナー

    2003年から株式会社スクウェア・エニックスゲームにて効果音制作に携わる

    関わったタイトル
    DISSIDIA 012 FINAL FANTASY
    DISSIDIA FINAL FANTASY
    FINAL FANTASY XIV
    Romancing SaGa -Minstrel Song-
    KINGDOM HEARTS 2 他

    長谷川 有里

    長谷川 有里

    ソニーPCL株式会社

    デジタルプロダクション事業部

    サウンドミキシングエンジニア/サウンドデザイナー

    1999年 Sony PCL入社
        CM、番組、ドラマなど様々なジャンルのミキシング    やサウンドデザインを手掛けています
        
        <サウンドデザイン作品>
        NHK いないいないばぁ「何の音」
        李闘士男監督「お父さんのバックドロップ」
        宮崎駿監督「水ぐももんもん」      他
        
        <ミキシング作品>
        男鹿和雄監督「種山ヶ原の夜」
        中江悠監督「40歳問題」         
        3D劇場広告映像「ファイナルファンタジーXIII」他

    土田 善紀

    土田 善紀

    CEDEC 2011運営委員会

    プログラムワーキンググループ・サウンド

    株式会社スクウェア・エニックス

    稲見 昌彦

    稲見 昌彦

    CEDEC 2011運営委員会

    プログラムワーキンググループ・アカデミック(AC)

    慶應義塾大学

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