受講スキル | 本セッション「基礎理論編」の受講またはレンダリング方程式に関する知識。レンダリングプログラミングに関する知識。 |
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受講者が得られる | 物理ベースレンダリングの一つの実装例としての物理ベースのイメージベースライティング。 |
昨年までの弊社セッションではリフレクタンス(BRDF)モデルやライトの物理化について解説を行ってきましたが、クオリティの高い物理ベースレンダリングにおいては光の面積(積分)を考慮したレンダリングを欠かすことができません。現行ゲーム機で現在主流のディファード系のライティングでは数多くの光源を配置することが可能ですが、エリアライティングの表現としては十分ではありません。本セッションでは実装の一つして物理ベースのイメージベースライティングの実装について紹介します。この手法を利用することにより面光源によって可能になるソフトとハードライティングが同居するシェーディングを実現することができます。
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五反田 義治
株式会社トライエース
研究開発部
代表取締役
ゲーム製作スタジオ「株式会社トライエース」代表取締役。同時に研究開発部もまとめている。過去のGDC,CEDECでの講演やSIGGRAPHの委員、講演なども行なっている。