受講スキル | ゲームAIに関する実務経験、もしくは、ゲームAI開発に従事することを前提とした勉強の経験。短い時間で集中した議論を行うため、過去のCEDECにおけるAI関連セッションの受講や、AIに関する文献を読んでいるなど、入門レベルで構わないので、知識があることが望ましい。職種は問わない。企画職、技術職、様々な立場からの創造的議論を目指す。 |
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受講者が得られる | 受講者同士でゲームAIについて議論することで、セッションの受講や、講師との質疑応答からでは得られない、認識の共有と理解の深化を行える。 |
「ゲームAI」をテーマに、受講者同士で議論を行うラウンドテーブル。
今回のテーマは【「日本の得意とするゲームAI」「日本独特のゲームAI」等、日本の文化だからこそ生み出す事が出来るゲームAIについて】である。
また、CEDECで行われるAI関連の講演についても、可能な限り講演者を特別ゲストとして招きつつ、意見を交わす場所としたい
これらを含む、以下の編成を予定している。
これからのゲームAIの方向性を示す議論(30分)
CEDEC で講演されたAIについての議論(20分)
ゲームAIコミュニティの活動報告(10分)
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南野 真太郎
ポリゴンマジック株式会社
プログラムプロセクション 技術研究準備室
室長
[略歴]
2005年 コンピュータ総合学園HAL大阪校 卒業
2005年 ポリゴンマジック株式会社 入社
2010年 IGDA日本 SIG-AI運営スタッフ
[過去の講演]
・IGDA-Japan GDC2011報告会「Crysis2のキャラクターモーション制御」《講師からのメッセージ》
長久 勝
国立情報学研究所
先端ソフトウェア工学・国際研究センター (GRACEセンター)
特任技術専門員
ゲームメーカー、ゲーム開発会社、システム開発会社を経て現職。いくつかのゲーム専門学校、大学の非常勤講師を務め、現在も早稲田大学MNC非常勤講師兼務。IGDA日本やCEDECで、ゲームAIやソフトウェア技術に関するセッションを企画、運営。著書「Javaゲームプログラミング アルゴリズムとフレームワーク 第2版」、雑誌特集「生物の生きるしくみを応用する免疫アルゴリズム」、TopSE修了制作「FDRによるRPGシナリオの検証」
《講師からのメッセージ》
三宅 陽一郎
株式会社スクウェア・エニックス
テクノロジー推進部
リードAIリサーチャー
1975年、兵庫県生まれ。京都大学で数学を専攻、大阪大学で物理学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。2004年よりゲーム業界にてデジタルゲームにおける本格的な人工知能技術の応用を目指す。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(世話人)、DiGRA JAPAN (日本デジタルゲーム学会)研究委員、デジタルコンテンツ協会調査委員(2007~2009)、人工知能学会会員。CEDEC 2006-2009 の講演を始め、KGC(Korea Game Conference)、筑波大学、東京大学、JAISTその他招待講演多数。特集論文「ディジタルゲームにおける人工知能技術の応用」(人工知能学会誌 Vol.23 No.1 2008/1)。DCS2008論文「エージェント・アーキテクチャに基づくキャラクターAI の実装」(船井賞受賞)。「オンラインゲームにおける人工知能・プロシージャル技術の応用」(日本知能情報ファジィ学会誌 Vol.22, No.6 2010/12)。共著『デジタルゲームの教科書』(ソフトバンク クリエイティブ)22章「プロシージャル技術」23章「デジタルゲームAI」。『デジタルゲームの技術』(ソフトバンク クリエイティブ)ロング・インタビュー。論文、講演資料はWebブログ「y_miyakeのゲームAI千夜一夜」を通じて公開している。
《講師からのメッセージ》