プログラム

招待セッションPG  

ユークスにおける物理シミュレーションとアニメーションの融合における取り組み

日時 
9月6日(火) 16:30~17:30
形式 
セッション(60分)
受講スキル

・物理シミュレーションによる人体制御に対する興味
・動的なアニメーション制御に対する興味

受講者が得られる
であろう知見

・物理シミュレーションとアニメーションを上手く融合させるテクニック
・動的なキャラクターアニメーション制御に関する知識と実装方法
・ワールドワイドでゲーム開発を展開するための知識

(CEDEC運営委員会より)
世界中で認められているUFC UNDISPUTEDシリーズやエキサイティングプロレス(海外名:WWE SmackDown vs Raw)シリーズの開発を手掛けるユークス様による講演です。
UFCという世界最高峰の総合格闘技を高度に再現するためにつきつめた技術、特に物理シュミレーションとキャラクターアニメーションの融合について軸に講演を行いながら、フルボディーIKを用いたターゲッティングシステムや、物理ベースのアニメーションブレンドなどアニメーション関連のテクニックを多数紹介します。
またUFCシリーズがどのようにつくられてきたのか、自社での技術開発への取り組み方についてもお話をいただきます。

  • 上野 浩樹

    上野 浩樹

    株式会社ユークス

    YUKE'S LA

    シニアテクニカルディレクター

    ・GDC2010で「Practical Techniques in the Physics and Animation for Next Generation Fighting Games」という題でスピーカを務めた

    ・Game Developer誌の2009年の「The Game Developer 50」に選ばれる

    代表作
    ・「レッスルキングダム」
    ・「UFC UNDISPUTEDシリーズ」

    《講師からのメッセージ》

     ユークスという会社は人体を扱ったアクションゲームを得意としており、多くのプロレスゲーム等のファイティングゲームを世に送り出してきました。
    UFC UNDISPUTEDシリーズではミドルウェアのHAVOKを使用し、キャラクターの動きがすべて物理ベースになるなど、これまでのファイティングゲームの常識を覆すブレークスルーになったと確信しています。
    また本セッションでは物理シミュレーションの詳細には触れず、物理とアニメーションを統合するためのテクニックやフルボディIK、物理ベースのアニメーションブレンドなどUFCで使用された多数のテクニックを解説します。

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