受講スキル | 変化の著しいときに、チームリーダーシップを取る挑戦に直面している方々。 |
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受講者が得られる | 参加者は、我々が取ったアプローチ、うまく行ったこと、チームと目標の拡大と共に捨てたことを知ることができます。更に、Blizzard Entertainmentのシネマティクスチームの構造を、少し知ることが出来ます。 |
※本セッションは同時通訳が入ります。
急速な成長は、チームマネージメントのあらゆる困難を引き起こします。Blizzard Entertainmentのシネマティクスチームは、この三年間で倍の大きさになりました。ツールセットの変更に伴うこと、二つの建物への拡大、アートマネージャーのレベルアップについて学んだ重要な教訓。このセッションでは、この過程で学んだことを共有します。更なる効率性の追求、新しく入ってくる人々、新しいアイデアを取り込みながら、我々のチーム文化と、特徴的なスタイルを失わないことが重要です。
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Noel Wolfman
Blizzard Entertainment
Cinematics
Cinematic Production Director
15年間に渡る映画製作の経験を有するノエル・ウルフマン氏は現在、 Blizzard Entertainment社のシネマティックス部門でプロダクションディレクターを務めています。ウルフマン氏の最初の仕事は、ドリームワークスSKGのフィーチャーアニメーション部門における「プリンス・オブ・エジプト」でした。以来、同社製作の「マダガスカル」ではストーリー部門のプロダクション・スーパーバイザーとして、またDisney Toon Studios製作の「ティンカー・ベル」ではアソシエート・プロデューサー(ライン・プロデューサー)として活躍するなど、数多くのアニメ映画に携わってきました。Blizzard Entertainment社に入社したのは、同社が「World of Warcraft: Wrath of the Lich King(リッチキングの怒り)」のシネマティックスを製作中の時でした。入社以来、全てのシネマティックスの製作にスーパーバイザーとして参加しています。
2次元の手描きという手法からプロの道を歩み始めたウルフマン氏は、新たなCGアニメーション技術が業界に浸透するさまを見てきました。この経験を通じウルフマン氏は、優れたアート・テクニカルスタジオを効果的に管理する上で求められるバランス感覚について、独特の視点を抱くようになりました。ストーリー製作とチームに強い情熱を持つウルフマン氏にとって、Blizzard Entertainment社でシネマティックス部門のプロダクションチームを率いる仕事は、かけがえのない喜びです。ウルフマン氏はCEDEC2011への参加と、他のゲームスタジオからの参加者との交流、そしてちょっぴり日本酒を味わうことも楽しみにしています。