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情報化社会、インターネット、デジタルアート、日本文化

日時 
9月8日(木) 09:45~11:05
形式 
基調講演

チームラボは、インターネットが張り巡らされた情報化社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートの境界を曖昧にしながら、『実験 と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとをソリューションする企業です。
できることならば、わたし たちが創るものが、未来のヒントに繋がれば嬉しい、と思って色んなことをしています。デジタルと、ネットワークが中心の世界では、これまでの産業区分は、意味がなくなり、産業特有の強みも、もはや強みにならなくなりつつあります。
そんな今日の情報化社会において、先進国の生きて行く道は、文化依存度の高い、おもろハイテクや、おしゃれハイテクしかないのではないか?そんな風に考えている私たちチーム ラボです。
世界と戦うために、自分たちの強みを生かし、日本文化を紐解くことを試みながら、これまでの実例を挙げつつ、ゆるゆると喋りたいです。

  • 猪子 寿之

    猪子 寿之

    チームラボ株式会社

    代表取締役社長

    ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。1977年、徳島市出身。2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。経済産業省クール・ジャパン官民有識者会議民間委員も兼任。
    チームラボは、プログラマ(アプリケーションプログラマ、ユーザーインター フェイスエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア)、ロボットエンジニア、数学者、建築 家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、情報化社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
    主な実績として、産経デジタルのニュース・ブログポータルサイト「iza」。『花紅』他作品でミラノサローネ(07)に参加。au design projectにて制作したコンセプトモデル携帯『actface』が文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(07)に選出。『花と屍(08)』を仏ルー ヴル宮内 国立装飾美術館で発表。「水墨空間『然』」が「ADAA大賞」他2賞を受賞(08)。コニカミノルタプラザにて空間作品『百年海図巻(09)』を発表。奈良平城遷都1300年記念映像作品「ICONO- NARASIA」を発表(10)。チームラボハンガーをPUBLIC/IMAGE.3Dにて発表(10)。『浮遊する楽器』展を、@btfにて開催(10)。早乙女太一 新春特別公演「龍と牡丹」にて『-剣舞/影絵-』等を舞台映像制作(11)。『百年海図巻』と『チームラボハンガー』が文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品(11)に選出。カイカイキキギャラリー台北で個展『生きる』開催(11)。『生命は生命の力で生きている』を第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ関連企画展『Future Pass』、香港のアートフェア「ART HK」、スイスバーゼルの「VOLTA」に出展(11)、3Dモーショングラフィックスによる三次元人体解剖学書『TEAMLAB BODY』を発表(11)。

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