プログラム

公募 VA  PG

エンジニアリングからフェイシャルを見てみよう。Magical VEngineとDrama Scannerを例に。

日時 
9月2日(木) 16:30~17:30
形式 
セッション(60分)
受講スキル

フェイシャルアニメーションに興味のある方。フェイシャルアニメーション経験者。フェイスキャプチャー経験者。エンジニアリングに興味のある方。

受講者が得られる
であろう知見

龍が如く、ファンタシースター、戦場のヴァルキュリアなどセガ社内で多くのタイトルに使用されてきたフェイシャル技術の概要。フェイス・キャプチャ・データをダイレクトにアニメーション化する新技術の効果、ワークフロー、開発手法、コンセプト。世界No.1技術の作り方。等々

龍が如く、ファンタシースター、戦場のヴァルキュリアなどセガ社内で多くのタイトルに使用されてきたフェイシャル技術を紹介します。また、様々な制約があったり、リファレンスとしての利用にとどまっていたフェイスキャプチャ(以下「FC」)ですが、フェイスキャプチャ・データをダイレクトにアニメーション化するために自社で開発した新技術「Drama Scanner」を例に、FCに関するエンジニアリングについてシェアさせて頂きたいと思います。
扱う予定のトピックス一覧です。
・ウェイト。セットアップは顔の命です。
・FCで起こるたくさんの問題。
・ボディの撮影とは異なるコツ。
・ロスト、ロスト、ロスト?!
・どんな撮影をすると良いデータが撮れるのか?
・撮影機材。カメラの仕様。しぼり。セッティング。
・声と顔の動きは同時に撮らなきゃダメ?
・FCを数列として捉える。
・顔は撮影するたびにマーカーの位置が変わる?
・「首を止めたい!」「それは、ダメ!」「じゃあ、どうする?」
・Jelly Skinモデル(骨格-表皮モデル)の効果。
・フェイスのRigging。
・役者とキャラモデルの骨格が全然違うけど、どうする?!
・FCならではの美味しいモーション。
・FCは粗いモデルにも有効って本当?
・音声解析エンジンを選ぶ時のコツは?
・フェイシャルアニメーションに適した音声解析エンジンの設計思想って?
・世界No.1技術の作り方。
・技術を作る時に役立つ3つのツール。
・制限を外して考えるコツ。
などなど。
~To English speakers~
[Abstract]
We now introduce a facial animation technology that has been successfully used with a number of SEGA in-house titles. Conventional facial capture technology has only provided reference data, and consequently has not been able to offer a realistic solution to game designs. However, our new "Drama Scanner" technology has been developed to create animation directly from the face capture data. We would like to share with you some information regarding the intricacies of facial capture from an engineering perspective.

  • 工藤 裕一

    工藤 裕一

    株式会社セガ

    第一CS研究開発部

    チームマネージャ

    某企業の中央研究所からセガへ。日経産業新聞の1面に掲載されたMagicalVEngineの開発メンバー。国内、海外のテーマパークの開発、アトラクション開発、ゲーム、技術を創ったりしてきた。利益の源泉はカルチャーだと思っている創業者マニア。現在は、龍が如く、ファンタシースター、戦場のヴァルキュリア、シャイニング・フォース等々で採用されているMagical VEngine、Drama Scannerの開発等に従事している。あまりつぶやかないTwitterアカウント:V_Engine。

    《講師からのメッセージ》

    見かけたら気軽にお声を掛けて下さい。お仕事以外でも色々と情報交換させて頂けたら嬉しいです。今一番行きたい場所は伊勢神宮。好きなもの:ワイン、スキー、釣り、カウンセリング。

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