受講スキル | リードプログラマ経験者。これからリードプログラマになる予定のあるプログラマ。ITSSで言えばLv.2~3くらいでLv4を目指したい人。 |
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受講者が得られる | リードプログラマ業務を行なう上のヒント、ノウハウ。 |
「リードプログラマ」はプログラマのキャリアパスの一つである。
ゲーム作成において実務上の中心となるポジションで重要度も高い。
コンソール向けゲームの年間タイトル数は 1000 を越える状況である。
またブラウザゲームやスマートフォン等の新規のプラットホームも増えている。
また需要増加に伴い「リードプログラマ」になるチャンスは少なく事を示しており、
未経験者が就任するケースも多いのではないかと考えられる。
その職務内容はプロジェクトの実情に応じてかなり幅があるが、
以下の 2 つに大別される。
(1) 製品内容そのもの技術的観点での管理。(内容の検討、メモリ分配、設計、新規技術開発等)
(2) 製品開発にあたってを開発リソースを管理する事。(組織構成、スケジュール管理等)
今回のセッションでは、
これらの事前計画、アセスメント、トラブルシューティングにつき、
マネージメント実務の観点から具体的な手法を紹介し、
リードプログラマ業務を行なう上のヒントを提供したい。
キーワード:要求解析/「組閣」/リソース管理計画策定/マイルストーン決定/タスクリスト/労基法/デイリーアセスメント/日記/パート別ミーティング/ドキュメントの整備/ツールの整備
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深澤 正俊
株式会社アルファ・システム
開発部開発課
課長
2000年福島県立会津大学卒業後、株式会社アルファ・システム入社。
コンシューマー向けゲーム開発にプログラマとして従事。
ゲームフレームワーク部分、コンテンツ開発環境構築、開発プロセスマネージメントが専門領域。
日本のゲーム業界では経験を積んだプログラマーがリードプログラマーとなるケースが多いと思いますが、本来マネージメントとプログラミングは別の才能かもしれません。家庭用ゲームの大規模化や複雑化、モバイル市場の急激な変化などに対応するために、リードプログラマには以前にもましてマネージメント能力が求められていると思います。現在管理的な立場かどうかにかかわらず、立ち止まってリードプログラマに必要なマネージメントスキルについて考えてみるのは、日々の仕事を進めていく上で、またキャリアパスを考える上で有益なのではないでしょうか。以上の理由から本セッションを推薦いたします。