受講スキル | ゲームAIに関する実務経験、もしくは、ゲームAI開発に従事することを前提とした勉強の経験。短い時間で集中した議論を行うため、過去のCEDECにおけるAI関連セッションの受講や、AIに関する文献を読んでいるなど、入門レベルで構わないので、知識があることが望ましい。職種は問わない。企画職、技術職、様々な立場からの創造的議論を目指す。 |
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受講者が得られる | 受講者同士でゲームAIについて議論することで、セッションの受講や、講師との質疑応答からは得られない、認識の共有と理解の深化を行える。 |
ラウンドテーブル「ゲームAIを語る」シリーズ第4弾として、昨年までの議論も踏まえ、受講者による議論を行う。
まず、ラウンドテーブルまでに実施済みのAI関連セッション(ポスター含む)について議論し、受講者の間で知見を共有する。
次に、昨年までの議論の蓄積を元に、同じテーマで現状について議論する。昨年までのラウンドテーブル事後資料(http://kgr-lab.ddo.jp/download/cedec09nagaku.zip)に、これまでの議論の経緯がまとめられているので、参考資料として頂きたい。
また、三宅が行っている「ゲームAIラウンドテーブル・オン・ツイッター」のフォローも行う。
第1回 http://togetter.com/li/14195
第2回 http://togetter.com/li/18668 http://togetter.com/li/18678
第3回 http://togetter.com/li/26781 http://togetter.com/li/26779
これらの議論に際しては、IGDA日本「ゲームAI連続セミナー」関連資料(http://blogai.igda.jp/article/33936286.html)も参考のこと。
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長久 勝
国立情報学研究所
GRACEセンター
特任技術専門員
ゲームメーカー、ゲーム開発会社、システム開発会社を経て現職。いくつかのゲーム専門学校、大学の非常勤講師を務め、現在も早稲田大学MNC非常勤講師兼務。IGDA日本やCEDECで、ゲームAIやソフトウェア技術に関するセッションを企画、運営。著書「Javaゲームプログラミング アルゴリズムとフレームワーク 第2版」。雑誌特集「生物の生きるしくみを応用する免疫アルゴリズム」。TopSE修了制作「FDRによるRPGシナリオの検証」
《講師からのメッセージ》
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三宅 陽一郎
株式会社フロム・ソフトウェア
技術部
1975年兵庫県生まれ。京都大学(数学)大阪大学(物理学修士)東京大学博士過程(単位取得満期退学)。2004年フロム・ソフトウェア入社。CEDEC2006「クロムハウンズにおける人工知能開発から見るゲームAIの展望 」講演。AOGC2007、KGC2007、CEDEC2007-2009招待講演。DCS2008船井賞。IGDA日本SIG-AI世話人、ゲームAI連続セミナー講師。DCAJ委員、DiGRAJAPAN研究委員、人工知能学会会員。論文「ディジタルゲームにおける人工知能技術の応用」(人工知能学会誌 2008/1)ブログ「y_miyakeのゲームAI千夜一夜」著書「デジタルゲームの教科書」
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大野 功二
オープランニング
学生時代に月刊I/O(工学社)の投稿ライターを経験した後、プログラマーとしてゲーム会社に就職。現在は、企画業務およびテクニカルサポートを、ゲームメーカーや開発会社に対して提供している。CEDEC2008、2009にてゲームAIに関する講演を行った。ゲーム制作で培った技術を、メディアアートやデジタルサイネージに応用する「MIRAGE PROJECT」に取り組んでいる。http://o-planning.jp/