TOPプログラム ビジネス&マネージメントこのセッション
受講スキル | ゲーム開発企画者、ゲーム開発技術者、ゲーム会社の経営層 |
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受講者が得られる | ・ ゲーム業界の特許の必要性について、開発者、企画者、経営の3様の視点での理解 |
今回のセッションでは、バンダイナムコゲームスでのビデオゲームにおける特許分野において、その黎明期から関り、バンダイナムコゲームスのビデオゲーム特許の出願、特許化、係争等の現場の一線で経験から、ビデオゲームにおける特許の必要性と重要性について、経営、企画者、開発者のそれぞれの異なる視点から、分析し、ゲーム業界につて特許はそもそも必要なのか?という問題提起に対してのアプローチにセッションを通じて話させていただければと考えています。
ゲーム業界における特許の必要性について
・ そもそも特許とは?
・ ゲーム業界で特許が必要になる理由
・ イノベーターとしての企業の立場、リフォーマーとしての企業の立場
・ 世界市場でのゲーム業界での特許の重要性
・ 近年のゲーム業界の特許の出願動向
・ 外注会社にとっての特許の関り方
ゲーム企画者にとっての特許との関り
・ ゲームルールは特許になるか?
・ 続編制作時の特許
・ 製品開発時の企画者にとってゲームの売りの部分は何か?
・ 他社製品との差別化の在り方における特許の役割
・ インスパイアーに対するリスク
ゲーム開発者(プログラマーデザイナー)にとっての特許との関り
・ 自分が表現する技術手法は、新しいか?
・ 自分が表現する技術手法は、安全か?
・ 特許を回避することとは?具体的にはどういうこと?
・ 見た目でわかる特許と、見た目でわからない特許の重要性
経営の視点からの特許との関り
・ 特許が必要なゲーム会社、特許が必要でないゲーム会社
・ 企業の中長期戦略と知的財産戦略の重要性
・ 何のために特許出願をするのか?その目的を明確にすることの重要性
・ 競争が激しくなればなるほど、特許の重要性は増加する。
・ 企業にとっての特許の価値をどの観点で置くか?
・ 時代の変化に対応するということは、入念な特許調査と、新たな特許出願を生み出すということ
※本セッションは講演者のご意向により、当日のプレス取材はご遠慮いただきます。
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恩田 明生
株式会社バンダイナムコゲームス
特許部
リードパテントエンジニア
1994年大手コンピュータ会社の法務部門に配属
1996年バンダイナムコゲームス入社
入社以降、特許業務全般に従事
特に、ビデオゲーム、ネットワーク関連を中心に、特許戦略立案、特許出願、権利化作業、訴訟対応等の業務を行なう。ビデオゲーム特許の黎明期から、現在まで、総合的に業務に従事。
2008年 米国特許庁での講演、その他、大学での学生向けの知的財産関連の講義等も行う。《講師からのメッセージ》
開発中に突然降って湧いたように現れる「特許」の問題…
「特許」は、開発当初から意識することが大切です。
その助けとなるのが本セッションとなるでしょう。