プロダクション
ビルドエンジニアを「専任」でやってみた ~「動けばいいや」は許しません!~
日時 : 8月24日(水) 11:20~12:20
会場 : R501
形式 : チュートリアル
難易度 :
写真撮影 : 可
SNS公開 : 可
資料公開 : CEDiLにて公開しました
受講スキル
ゲーム開発現場において、「ビルド」や「環境整備」など、ゲーム実装以外の技術に広く興味がある方を対象としています。
特に、Jenkinsや、静的解析ツール、SCM、分散ビルド などのキーワードに反応する方、気になる方を推奨します。
特に、Jenkinsや、静的解析ツール、SCM、分散ビルド などのキーワードに反応する方、気になる方を推奨します。
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
【エンジニアの方】 開発環境の整備を「片手間で済ませること」に対する問題意識と、環境整備の具体的な事例
【学生や、この職種を知らない方】 プログラムを書く以外に、ソフトウェアエンジニアが担うべき仕事の一例
【学生や、この職種を知らない方】 プログラムを書く以外に、ソフトウェアエンジニアが担うべき仕事の一例
セッションの内容
開発環境の整備は、「必要だ」と分かってはいても、ゲームの実装に直接寄与するものではないため、プログラマが「片手間で」行っていることが多いのが現実だと思われます。
私達は、これまで2年間、社内フレームワーク開発のプロジェクトで、認知され始めて日の浅い、ビルドエンジニアリングという職種を、「専任」してきました。
具体的には、以下のような「ビルド」に関わることを幅広く扱っています。
- CI(継続的インテグレーション) や CD(継続的デプロイ)
- バージョン管理
- ビルド時間の短縮
- コード品質の向上 や 自動テスト
本セッションでは、「ビルドエンジニア」という職種の紹介を通して、開発環境の整備が「簡単に・片手間」では難しくなっていること、また、専任する意義を説明します。
講演者プロフィール
篠崎 旭
株式会社バンダイナムコスタジオ
技術統括本部 技術本部 技術戦略部 コアテクノロジー1課
ビルドエンジニア
2013年に株式会社バンダイナムコスタジオに技術研究職として入社。
ツール・ライブラリ開発に関わる中で、自動ビルドや自動テストなどに興味を持つようになり、社内初の専任ビルドエンジニアを志願。以後、現在に至るまで2年ほど、内製フレームワーク開発のためのビルド環境の構築・保守に従事。
最近では、フレームワーク開発のみにとどまらず、利用側であるゲームプロジェクトにも出張して、社内でビルド環境の構築を推進している。
ツール・ライブラリ開発に関わる中で、自動ビルドや自動テストなどに興味を持つようになり、社内初の専任ビルドエンジニアを志願。以後、現在に至るまで2年ほど、内製フレームワーク開発のためのビルド環境の構築・保守に従事。
最近では、フレームワーク開発のみにとどまらず、利用側であるゲームプロジェクトにも出張して、社内でビルド環境の構築を推進している。
共同研究・開発者
石丸 健児 (株)オーパス