ゲームデザイン
人がゲームにハマる心理 〜行動経済学とソーシャルゲーム〜
日時 : 8月24日(水) 14:50~15:50
会場 : メインホール
形式 : レギュラーセッション
プラットフォーム : モバイル
難易度 :
写真撮影 : 可
SNS公開 : 可
資料公開 : なし
受講スキル
ゲームにハマる人間の心理に興味がある方なら、どなたでもご参加ください。
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
行動経済学が明らかにする「人間の行動の不合理さや不思議さ」。プレイする人を「ハマらせるヒント」。
セッションの内容
本セッションでは行動経済学の知見をもとに、ゲームをする人の心理を理解し、ゲームをする欲求や行動を起こすためのヒントをお話しします。
言うまでもなくゲームの世界には競合があふれ、プレイヤーも何を選ぶべきか迷っています。そんな中でヒットするゲームはありますが、何故かヒット作の全てが、デザインなどのクオリティやコストにおいて「ベスト」な作品とは限りません(そうではないですか?)。
ベストでなくとも選ばれる理由は、人間がゲームの全要素を把握して合理的に判断することができないからです。あらゆるプレイヤーは、さまざまな思考のクセ、判断のバイアスに影響を受けながらゲームを選ぶのです。
ゲームはもちろん全てのエンタテイメントビジネスにおいて、人間のクセやバイアスを知ることは重要です。そしてこれらを実験をもとに明らかにしているのが行動経済学です。この学問は心理学と経済学の中間にある分野です。最近15年の間に2人の行動経済学者がノーベル経済学賞を受賞しているものの、新しい学問であるため、その知見はまだ広く知られていません。
本セッションでは行動経済学の要点をシンプルにお伝えしながら、ゲームにハマる仕組みを考えて行きます。
講演者プロフィール
橋本 之克
株式会社アサツーディ・ケイ
第1アクティベーション・プランニング本部 第1アクティベーション・プランニング局
プランニング・ディレクター
大手広告代理店での消費財マーケティングを担当した後、日本総合研究所に入所。官民共同コンソーシアムの組成運営や、自治体向けコンサルティング業務を実施。その後アサツーディ・ケイに入社、多様な業界のマーケティング、ブランディングの戦略企画を担当。アンケート、インタビュー、画像メタファー調査、音相分析などさまざまな手法で、顧客の心理や行動の調査分析を実施した。
主な著書に『9割の人間は行動経済学のカモである』『9割の損は行動経済学でサケられる』(経済界)、『モノは感情に売れ! 行動経済学で人を動かす』(PHP研究所)がある。大学、研究機関、新聞社等のマーケティングセミナー講師や、雑誌等への寄稿も多数。
主な著書に『9割の人間は行動経済学のカモである』『9割の損は行動経済学でサケられる』(経済界)、『モノは感情に売れ! 行動経済学で人を動かす』(PHP研究所)がある。大学、研究機関、新聞社等のマーケティングセミナー講師や、雑誌等への寄稿も多数。