エンジニアリング
ShadowverseのゲームデザインにおけるAIの活用事例、 及び、モバイルTCGのための高速柔軟な思考エンジンについて
日時 : 8月24日(水) 17:50~18:50
会場 : R301
形式 : レギュラーセッション
プラットフォーム : PC モバイル
難易度 :
写真撮影 : 不可
SNS公開 : 可
資料公開 : CEDiLにて公開しました
受講スキル
・ゲームAI開発に興味のあるエンジニア、ゲームデザイナー
・一般的なTCGのゲーム概念に対する基礎知識
・一般的なTCGのゲーム概念に対する基礎知識
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
・モバイルコンテンツの特性を踏まえたAI開発の知見
・デジタルTCGのゲームデザインにおけるAIの効用と、具体的な活用事例
・並列的なプランニングと遅延評価の機構を活用した思考の品質の向上と高速化の手法
・量産性と分業性を担保するためのAIのデータ設計についての知見
・デジタルTCGのゲームデザインにおけるAIの効用と、具体的な活用事例
・並列的なプランニングと遅延評価の機構を活用した思考の品質の向上と高速化の手法
・量産性と分業性を担保するためのAIのデータ設計についての知見
セッションの内容
Shadowverseは、Cygamesが世界に向けて放つデジタル・トレーディングカードゲーム(TCG)です。本セッションでは、このShadowverseにおける、AIの活用事例を紹介します。モバイル/PCのマルチプラットフォームをサポートした対戦型思考ゲームのAIに求められる開発要件をゲームデザイン・運用の両面から解説するとともに、それらを実現するためのTCG思考エンジンについて御紹介します。本作のAIでは、継続的なカードの追加・イベント施策のための環境追従性と量産性を実現しています。また、プレイヤーのプレイング・盤面の変化に合わせたインタラクティブな感情表現と、モバイルゲームに必要とされる高速なレスポンス、多様なカードの能力を活かした高度かつ多彩な思考の実現を可能としています。これらを実現するためのエンジン設計と開発手法について、具体的な施策とともに開示致します。
講演者プロフィール
佐藤 勝彦
株式会社Cygames
Cygames Research
Researcher
京都大学にてキリスト教学を専攻。
大学中退後、コンシューマ系開発会社にてタイトルのAI開発及び技術研究に従事。
2015年よりCygamesに合流。Cygames Researchにて
ゲームAIの研究開発及び、開発ノウハウの共有促進に努める。
Shadowverseにおいては、AI関連のアーキテクトデザインと実装、
開発フローの構築、監修を担当。
大学中退後、コンシューマ系開発会社にてタイトルのAI開発及び技術研究に従事。
2015年よりCygamesに合流。Cygames Researchにて
ゲームAIの研究開発及び、開発ノウハウの共有促進に努める。
Shadowverseにおいては、AI関連のアーキテクトデザインと実装、
開発フローの構築、監修を担当。