アカデミック・基盤技術
半側空間無視訓練用ゲーム「たたけバンバン職人」の検証結果報告
日時 : 8月25日(木) 14:50~15:20
会場 : R511+512
形式 : ショートセッション
プラットフォーム : PC
難易度 :
写真撮影 : 可
SNS公開 : 可
受講スキル
シリアスゲーム制作、開発、研究を行っている人、あるいは今後行う予定がある人。
ゲーム業界以外の分野、特に医療介護ヘルスケア分野とのコラボを模索している人。
大学等においてゲーム制作関連の研究、教育を行っている人。
ゲーム業界以外の分野、特に医療介護ヘルスケア分野とのコラボを模索している人。
大学等においてゲーム制作関連の研究、教育を行っている人。
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
ゲーム業界以外の組織(病院、介護施設等)とのコラボレーション法
高齢者向けリハビリゲーム制作の実践例
病院におけるゲーム活用事例
高齢者向けリハビリゲーム制作の実践例
病院におけるゲーム活用事例
セッションの内容
九州大学シリアスゲームプロジェクトでは、長尾病院と共同で半側空間無視訓練用ゲーム「たたけバンバン職人」、および評価ツールの開発を行っております。半側空間無視とは、脳卒中の後遺症の一つであり、片側の空間認識が困難になる症状です。2015年前半に開発を行い、後半に患者による利用を通し、ゲームデザインの改良を行いました。また半年間に渡るX人の高齢者に対し実証実験を行っております。セッションでは、現場のセラピストと共に検証結果について解説し、通常の健常者を対象としたゲームでは実施しないゲームデザインについて説明します。医療・リハビリの分野におけるゲームの有用性について議論を深めていきます。
講演者プロフィール
松隈 浩之
九州大学
九州大学大学院芸術工学研究院
准教授
1970年佐賀生まれ。九州芸術工科大学卒。
1997年から6年間凸版印刷株式会社でCGデザイナーとして従事後、2003年より現職。
アニメーションやゲーム等のコンテンツデザインを中心に研究開発を行う。
2009年から2014年の6年間、産学官連携での福岡市委託事業「シリアスゲームプロジェクト」代表を務め、シリアスゲームの制作・普及啓発活動を行いながら若手クリエイターの育成及び、ゲームをはじめとするデジタルコンテンツの新たな分野での発展に力を注いでいる。現在も継続して病院や福祉施設と連携しながら、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発を行っている。
1997年から6年間凸版印刷株式会社でCGデザイナーとして従事後、2003年より現職。
アニメーションやゲーム等のコンテンツデザインを中心に研究開発を行う。
2009年から2014年の6年間、産学官連携での福岡市委託事業「シリアスゲームプロジェクト」代表を務め、シリアスゲームの制作・普及啓発活動を行いながら若手クリエイターの育成及び、ゲームをはじめとするデジタルコンテンツの新たな分野での発展に力を注いでいる。現在も継続して病院や福祉施設と連携しながら、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発を行っている。
梶原 治朗
特定医療法人順和 長尾病院
リハビリテーション部
作業療法士 主任
1995年 九州芸術工科大学 工業設計学科 卒業
1997年 九州芸術工科大学大学院 生活環境専攻 修了
2004年 九州リハビリテーション大学校 作業療法学科 入学
2007年 特定医療法人順和 長尾病院 リハビリテーション部 入社
日本作業療法士協会 会員
1997年 九州芸術工科大学大学院 生活環境専攻 修了
2004年 九州リハビリテーション大学校 作業療法学科 入学
2007年 特定医療法人順和 長尾病院 リハビリテーション部 入社
日本作業療法士協会 会員
服部 文忠
特定医療法人順和 長尾病院
理事長 リハビリテーション専門医
1968年 京都大学理学部 卒業
1974年 九州大学医学部 卒業
九州大学病院第2内科、福岡赤十字病院等を経て
2000年 特定医療法人 順和 長尾病院 院長 現在に至る
日本リハビリテーション医学会専門医
日本脳卒中学会 専門医
日本内科学会 認定専門医
日本透析医学会 専門医
1974年 九州大学医学部 卒業
九州大学病院第2内科、福岡赤十字病院等を経て
2000年 特定医療法人 順和 長尾病院 院長 現在に至る
日本リハビリテーション医学会専門医
日本脳卒中学会 専門医
日本内科学会 認定専門医
日本透析医学会 専門医