受講スキル | ・簡単なポリゴン描画や、3次元ベクトル演算程度のプログラミングができる方 |
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受講者が得られる | プロジェクションマッピングの基本原理の理解と実践に必要な最初のとっかかり |
セッションの内容
「プロジェクションマッピング」とは、スクリーンの状態(形状や色など)を考慮に入れて、映像に歪み補正などの処理を行った上で、プロジェクターから投射する技術です。その基本原理と、よく用いられる方法を解説したのち、リアルタイムでの形状取得・描画を前提としたプログラム例を、随時デモを実演しながら解説します。
このセッションでは、派手なプロジェクションマッピングのデモはしませんが、webには多くのすばらしい動画が上がっています。また、CEDEC会場近くの「ドックヤードガーデン」でもプロジェクションマッピングイベントが開催されています。それらを観て、プロジェクションマッピングとはどういうものかを事前に知っておいてもらえるとありがたいです。
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石井 源久
株式会社バンダイナムコスタジオ
ET開発本部 エンターテインメントテクノロジー開発部門 未来開発部 先行技術課
リードエンジニア
1999年、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)入社。立体視ディスプレイの基礎研究、内製ミドルウェアの開発メンバーなどを経て、2010年度より立体視コンテンツの開発サポートに従事。2012年度より(株)バンダイナムコスタジオ所属。「空間的な入出力デバイス」に関する先行技術研究、開発サポート等を行なっている。
【過去のCEDECでの講演等】
・レギュラーセッション「Imagine! The Stereoscopic 3D Games!! ~ゲームデザインから立体視を考えよう」, 2010
・パネルディスカッション「魅力的で見やすい立体視(S3D)ゲームを作る上での課題について考える」, 2011, パネラー参加
・パネルディスカッション「バンダイナムコS3D大喜利」, 2012, 司会《講師からのメッセージ》