TOPイベントCEDEC CHALLENGEペラ企画コンテスト ~夏だ CEDECだ 今年もペラコンだ!~
※CEDEC CHALLENGEは、エキスポパスを含むすべての受講パスで受講可能です。
ペラ企画コンテスト ~夏だ CEDECだ 今年もペラコンだ!~
2011年から始まった「PERACON(ペラコン)」も今年が3年目になりました。上位に入ったアマチュアの企画者がプロになるキッカケになったり、プロの企画者が一度は最優秀になってみたいと思うような、日本のゲームデザインを象徴するイベントになってきたかと思います。また教育の現場でも、企画力を身に付けるために「ペラ企画」を「書いて」「評価する」ことが取り入れられたり、その際にペラコンに応募された作品と審査員のコメントが、良い参考書になっていたりで、日本のゲームデザインの底上げをする意味でも、CEDECの恒例イベントとして、さらに成長させようと今年もやります!
「ペラ企画コンテスト ~夏だ CEDECだ 今年もペラコンだ!~」は、事前に設定されたテーマに沿った企画コンセプトをA4用紙1枚にまとめて競う、CEDEC参加者であれば誰でも参加できる「コンセプトシートコンテスト」です。 提出形式は、A4用紙1枚。15秒ほどで内容が理解できるものであれば、ことば、イラスト、図式など表現は自由です。日頃のしがらみや業務の足かせにとらわれないフリースタイルの無差別級で、自由な発想から生まれた企画を、自由な表現で競い合っていただくものです。
作品は審査員によって評価され、優秀作品は最終日のセッションで表彰されます。日本のゲームデザインの毎年恒例なお祭りとなるべく、今年は企画に賛同いただけるプロのゲームクリエイターの方々に、広く特別審査委員をお願いすることにしました。
今年のテーマは『温度コントロール』
今年も猛暑です。皆さん、熱中症の予防はちゃんとできているでしょうか? 室内でも熱中症で死亡する方がおられるとか、効果的にエアコンを使って、室温をコントロールすることが大切です。東日本大震災以来、節電でエアコンの使用を控えている方も多いでしょうが、幸い電力会社の努力もあって、電力の供給は昨年より安定的らしいので、電気惜しんで命惜しまずにならないように。
遠藤「電力会社の努力と言えば、福島第1原子力発電所の元所長、吉田昌郎さんが7月9日に亡くなりました。奇しくも、ペラコン表彰式のある23日に、吉田さんの告別の会が開かれますが、吉田さんが原子炉の温度を下げるために全力を尽くしてくれたからこそ、今年もペラコンが開催できるのかも知れません。吉田さんが、官邸や東電本部と激しく対立しながらも自らの信じる道を進んだ姿は、日本のゲームデザイナーが常識を打ち破って新しい物を創ろうとする姿にも通じるように遠藤には思われ、今年のテーマを『温度コントロール』に決めました。」
テーマ発表と同時に応募を受け付けます。早く応募した作品ほど審査委員の目に触れるチャンスが多くなると共に、同じネタで応募する他の参加者を潰すことができます。企画は先に面白い物を出した者が勝ちなのは、リアルでも当たり前です。また、全審査委員が全ての作品を見て審査できるほど時間に余裕がないため、審査ができた方だけの加点方式で順位が決まります。〆切ギリギリに応募されても審査が十分にできず、上位に入るのは困難となるのでご注意ください。
参加方法は2通り、出して勝負か見て投票か
作品の応募資格は「CEDECのパスがある」ことです。パス1枚につき、作品1点が応募できますが、応募者1人に対して作品は1点だけに限ります。この条件が守られていれば、パスの所有者と応募者は別人でも構いません。例えば、今年はCEDECで横浜まで行かれないけど、ペラコンには応募したいプランナーさんであれば、CEDECに行く同僚のプログラマーさんのパスから応募してもOKということです。もちろん個人の方で、CEDECには行けないけどペラコンには応募したいというのであれば、1000円のエキスポパスで参加資格が得られます。
残念ながら応募することができなかったとしても、作品閲覧サイトからWeb投票で、面白い企画を応援することができます。もちろん、知り合いに恩を売るために彼の作品に投票するなどの組織票もOKです。ただし、同一作品には1日1票しか入れられません。 応募された作品は、応募された瞬間から閲覧サイトに反映されます。そして、Web投票の多い順にソートされます。早く応募すれば企画のカブりを牽制することもできるし、Web投票を多く集めることができるかも知れません。組織票であれ得票が多い作品は、審査員への心証も良い方向になるのでは?
イベントスケジュール
◆ テーマ発表
8/9(金)当サイトにて発表します。
◆ オンライン応募開始
テーマ発表と同時にオンライン応募を受け付けます。
◆ 閲覧・Web投票開始
オンライン応募開始と同時になります。
◆ 会場応募・会場掲示開始
8/21(水)の開場と同時に受付を開始します。また応募された作品はパネルに貼り出されます。感想や意見などはtwitterのハッシュタグ「#peracon」でつぶやいてください。
Tweet #peracon
◆ 会場応募〆切
8/21(水)19:00
◆ オンライン応募〆切
8/21(水)22:00
◆ Web投票終了
8/22(木)24:00
◆ 結果発表・表彰式
8/23(金)17:50から行われるセッション「PERACON2013~ペラ企画コンテスト2013~結果発表」にて。このセッションは、すべての受講パスにて入場が可能です。応募された方は是非お越しください。
ご応募ありがとうございました。
コンセプトシートの書き方
ペラコンのレギュレーションは次の通りです。
◆ A4用紙1枚片面、あるいは画像ファイルで、テーマに沿った企画1つのコンセプトシートを書きます。
◆ 15秒ほどで内容が把握できる「見る」ものとしてまとめてください。
◆ 両面に渡るもの、複数の企画が含まれるものは失格となります。
◆ 応募者1名につき、応募は1枚のみです。複数応募は失格となります。
◆ テーマの扱いは自由です。テーマ自体をメカニクスとしてもよし、設定としてもよし、そこからインスパイアされた形でも構いません。
◆ テーマが感じ取れないような飛躍のしすぎや、予め考えてあった企画を強引にテーマと結びつけたような場合は、審査員の心証が悪くなります。
◆ 作成にあたって使用されるソフトウェア、道具、手法などに制限はありません。
◆ 参考資料の利用、他人への相談は自由に行って構いません。
◆ シートをグラフィカルにするためなどの目的で、デザイン作業を外注するなど、他人の手を借りることも自由ですが、シートは企画者個人の作品であり、共作者は認めません。
◆ 表現方法は自由ですが、会場で応募される場合は、フラットベッド型ではないスキャナー(ScanSnapなどのドキュメントスキャナー)でも画像取り込みが可能な体裁にまとめてください。
◆ 審査の公平を期すために、応募作品の表面に「名前」や「パスID」など作者が特定できる情報を表記しないでください。
◆ 応募された作品は会場に掲示、閲覧サイトで公開されます。
・ 公序良俗に反する作品
・ 第三者の権利を侵害する作品
・ パロディーの範囲を逸脱する二次創作作品
・ その他、公開に適さない作品
は失格の対象となります。
作品の公開・審査・表彰
◆ 公開
・ 応募された作品はPERACON2013閲覧サイトにて一般公開されます。また会場の1階メインホール入口付近のペラコンコーナーにてパネルに掲示されます。
・ PERACON2013閲覧サイトでは、「投票する」ボタンでお気に入りの作品に、CEDECパスの有無に関わらず、どなたでも投票することできます。得票数が多い作品ほど、上位に掲載されます。
・ 作品へのコメントなどはtwitterのハッシュタグ「#peracon」を利用ください。
◆ 審査
・ 審査員により、作品数無制限で1作品1点の加点評価を行い、最も得点の高かった作品を最優秀賞とし、以下順位を決定します。
・ 同点の場合はweb投票数が多い作品を上位とし、それでも同じ場合は審査委員長と3名の副委員長の協議によって、同率順位を作らず順位を決定します。
・ 各審査員が強烈な印象を受けた作品に対し、審査員特別賞を与えます。
◆ 結果発表・表彰
・ 8/23(金)17:50より行われるセッション「PERACON2013~ペラ企画コンテスト2013~結果発表」にて発表されます。
・ 発表は最優秀作品から順番に行われ、作品の企画者は壇上にて紹介します。本セッションはエキスポパスを含むCEDECのあらゆるパスで入場が可能なので、応募者は是非参加ください。
・ ペラコンには賞品や記念品などはありません、予めご了承ください。
審査委員会
◆ 審査委員長 遠藤 雅伸(CEDEC運営委員、ゲームデザイナー)「ドルアーガの塔」など
◆ 審査副委員長
三上 浩司(CEDEC運営委員、東京工科大学准教授)
簗瀨 洋平(CEDEC運営委員、ゲームデザイナー)「魔人と失われた王国」など
小谷 浩之(CEDEC運営委員、SCE/ゲームデザイナー)「パタポン」など
◆ 特別審査委員
堀井 雄二(ゲームデザイナー)「ドラゴンクエスト」シリーズなど
上田 和敏(ゲームデザイナー)「スターフォース」など
岸本 好弘(東京工科大学准教授/ゲームデザイナー)「ファミスタ」など
森川 幸人(ゲームデザイナー)「アストロノーカ」など
高橋 利幸(名人)「高橋名人の冒険島」など
薗部 博之(ゲームデザイナー)「ダービースタリオン」など
時田 貴司(スクウェア・エニックス/プロデューサー)「半熟英雄」など
稲船 敬二(comcept/プロデューサー)「ロックマン」シリーズなど
水口 哲也(慶應義塾大学大学院特任教授/ゲームデザイナー)「ルミネス」など
中 裕司(プロペ/ゲームデザイナー)「ソニック」シリーズなど
松野 泰己(ゲームデザイナー)「伝説のオウガバトル」など
須田 剛一(グラスホッパー/ゲームデザイナー)「killer7」など
末弘 秀孝(アクセスゲームズ/ゲームデザイナー)「スパイフィクション」など
森下 一喜(ガンホー/プロデューサー)「ラグナロックオンライン」など
外山圭一郎(SCE/ゲームデザイナー)「SIREN」シリーズなど
南治 一徳(ビサイド/ゲームデザイナー)「どこでもいっしょ」など
長岡 靖仁(NHN Japan/ゲームデザイナー)「ミスタードリラー」など
鈴井 匡伸(ゲームデザイナー)「ゲームセンターCX」など
小高 和剛(スパイクチュン/ゲームデザイナー)「ダンガンロンパ」など
保井 俊之(シフト/ゲームデザイナー)「ゴッドイーター」など
海道 賢仁(ゲームデザイナー)「キャメルトライ」など
芝村 裕吏(ゲームデザイナー)「ガンバレードマーチ」など
渡辺 訓章(ゲームデザイナー)「パネキット」など
山際 眞晃(SCE/プロデューサー)「TOKYO JUNGLE」など
大倉 純也(SCE/ゲームデザイナー)「GRAVITY DAZE」など
平魯 隆導(セガ/ゲームデザイナー)「大戦絵巻」など
石畑 義文(セガ/プログラマー)「バーチャロン」など
宮川 義之(AppBankGames/プログラマー)「ダンジョンズ&ゴルフ」など
小沢 高広(漫画原作者)「大東京トイボックス」など
◆ 審査委員
荒木 竜馬(スクウェア・エニックス/ディレクター)
川上 知成(ドリコム/エンジニア)
神戸 秋義(B.B.スタジオ/ディレクター)
佐川 直樹(こびとスタジオ/ゲームデザイナー)
末広 尚義(リーディングエッジ/エンジニア)
瀧澤 法弘(オレンジキューブ/ディレクター)
谷 直史(グラニ/プロデューサー)
長尾 豊(whiteCryption/ディレクター)
中舎 建永(CC2/ディレクター)
鳴海 拓志(東京大学/助教)
西山 高志(モノビット/プログラマー)
野口 伸二(プロデューサー)
平井 武史(ネイロ/プロデューサー)
古川 雄樹(スクウェア・エニックス/プロデューサー)
本城嘉太郎(モノビット/プロデューサー)
松田 太郎(JetRayLogic/ディレクター)
望月 卓(RCベルグ/立体物企画)
注意事項
◆ 応募者は、CEDECに関する広報、PRのため、主催者及び、主催者の認める第三者が、営利を目的とせず、応募作品の公開、展示、印刷等(応募作品の画像等の掲出を含む)を無償且つ無期限にて行うことができることを予め、ご承諾ください。
◆ 応募作品は、著作権や名誉毀損等及び、その他第三者の権利を侵害しないようにしてください。 応募作品に関するあらゆる権利が、応募者自身に帰属する、若しくは、第三者の著作物、肖像、商標及び、その他第三者の権利の対象となるものを使用する場合は、当該使用に関する適法な許諾を受けて制作された作品に限ります。
◆ 応募作品は、第三者から所有権、その他の一切の権利について異議を主張されない作品に限ります。 応募作品の権利に関する第三者からの請求、異議の申立、その他権利の主張については、主催者及び、その他関係者は何らの責任も負わないものとし、応募者が自らの責任と費用負担で解決するものとします。 また、第三者の権利侵害に関するお問い合わせ、ご相談については、主催者及び、その他関係者は、一切対応致しません。