TOPプログラム アカデミック・基盤技術このセッション
受講スキル | バイオフィードバックを用いたシリアスゲームの構成やゲームの医療応用に興味のある方 |
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受講者が得られる | バイオフィードバックゲームのエンタテインメント性やその構成 |
セッションの内容
てんかん治療を目的とした音声情報のみを利用したバイオフィードバックゲームを開発した.そのゲームにおけるバイオフィードバックのトレーニング効果について,健康な被験者で長期的な実験による検証を行った.また,実際にてんかん患者にゲームを体験してもらい,ゲームのトレーニング効果を確認した.発表では,構成したバイオフィードバックゲームの展示を行い,バイオフィードバックゲームを構成する要素とトレーニング効果との関連やゲームによる病態治療の試みについて得られた知見を紹介する.
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棟方渚
北海道大学
大学院情報科学研究科
助教
2008年公立はこだて未来大大学院システム情報科学専攻博士後期課程修了.同年日本学術振興会特別研究員(PD).2009年札幌市立大学デザイン学部助手,2010年北海道大学大学院情報科学研究科特任助教.現在に至る.人間と人工物との持続的なインタラクションに興味を持つ.博士(システム情報科学).
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櫻井高太郎
北海道大学
病院
助教
2000年宮崎医科大学卒業、2009年北海道大学病院助教、現在に至る。
医学博士。てんかん診療・研究を通して人間の精神を探求している。