TOPプログラム アカデミック・基盤技術このセッション
受講スキル | GPUを用いたグラフィクスレンダリングに関する簡単な知識 |
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受講者が得られる | プロシージャルアプローチによるテクスチャ生成 |
セッションの内容
近年重要視されている汚れの表現を題材に、プロシージャルな埃の堆積による汚れの表現手法をご紹介します。従来の表現では、埃の堆積による厚みの表現や堆積物自体の表現が十分に満たされていませんでした。提案法では、上記の問題に対して近似的なボリュームレンダリング手法であるShell法のShell Textureを生成することで実現します。Perlin noiseと簡易なパラメータを用いて凹凸のある埃の堆積表面と短繊維をプロシージャルに生成することにより、Shell法に必要なTextureのメモリを必要とせず、高速に汚れの表現を実現する手法となっています。本セッションではこの提案法の詳細を軸に、プロシージャルなアプローチによるShell Texture生成の技術の解説を行います。
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安達翔平
早稲田大学
理工学術院
修士1年
2012年早稲田大学先進理工学部卒業. 現在、同大学院先進理工学研究科在籍.
Visual Computing / グラフィクスとCAD 合同シンポジウム 2013 Poster session にて発表予定
共同研究者
宇梶 弘晃 / 早稲田大学
森島 繁生 / 早稲田大学