プログラム

団体招待 AC    GD

どうなるどうするコンピュータ将棋

日時 
8月21日(水) 17:50~18:50
形式 
パネルディスカッション
受講スキル

将棋などの思考ゲームに興味のある人

受講者が得られる
であろう知見

強くなった思考ゲームAIを今後どう使っていくか?
コンピュータ将棋の未来
AIとエンタテインメントの融合についての展望

セッションの内容

2013年春、「プロ棋士5人VSコンピュータ5台」の第2回電王戦では、コンピュータが3勝1敗1分で勝ち越した。多くの注目を集めたイベントであったが、すでにコンピュータは、プロ棋士をも凌駕するレベルになりつつある。
将棋はコンテンツとして魅力のあるゲームであるが、この強くなってきたAI技術を用いた新しいエンタテインメントが求められている。パネルではプログラマ、研究者らがそれぞれの立場から、今後のコンピュータ将棋の将来について展望していく。  

※ 本招待セッションは、情報処理学会 GI(ゲーム情報学)研究会とのコラボレーション企画セッションとなります。

  • 伊藤毅志

    伊藤毅志

    電気通信大学

    情報理工学研究科

    助教

    1988年北海道大学文学部行動科学科卒、1994年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。工学博士。1994年から電気通信大学情報工学科助手。2007年同助教。電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション代表。コンピュータ将棋協会理事。著書に、「先を読む頭脳」(新潮社:共著)ほか。

    《講師からのメッセージ》

    2013年春に行われた第2回将棋電王戦では、コンピュータはトップ棋士(A級棋士)を含むプロ棋士に勝ち越し、すでにAIが人間を凌駕するレベルに近づいています。強くなったコンピュータ将棋はこれから先どこに向かうのか?
    伝統的で今尚多くのプレイヤを惹きつける「将棋」というコンテンツは、将棋AIの進化にともなって、どんな方向性で新しいエンターテインメントとなりうるのか、、、パネル討論でその未来を探ります。

  • 松原仁

    松原仁

    はこだて未来大学

    複雑系知能学科

    教授

  • 山本一成

    山本一成

    HEROZ株式会社

    エンジニア

  • 保木 邦仁

    保木 邦仁

    電気通信大学

    先端領域教育研究センター

    特任助教

    2003年東北大学理学研究科化学専攻修了(理学博士)。同年よりトロント大学化学科博士研究員。2006年より東北大学にて研究員、助手として教育研究に従事。2010年より電気通信大学特任助教。著書に「ボナンザVS勝負脳―最強将棋ソフトは人間を超えるか」(角川新書、共著)。

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