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AC |
衝突判定法をソート・検索アルゴリズムの観点から眺める |
9月10日(水) 16:40-18:00 |
■セッション概要 |
受講レベル |
中級 |
受講スキル |
クイックソートや2分木といったアルゴリズムの基本と3次元ベクトルについての知識があると理解しやすいと思います。 |
セッション内容 |
AABB, OBB, K-DOP, 空間分割, GJK, Lin-Canny,
... と衝突判定については、様々な手法が提案されています。
本当に欲しいのは、速くて、メモリ使用量が少なくて、より詳細な接触情報を教えてくれる手法ですが、これが一番という手法はあまり聞きません。どっちが良かったという実験結果はありますが、ゲーム世界の状況次第ですということが多くなります。
そこで、本講演では、衝突判定という作業が、ソート作業や検索作業に近いことを指摘し、ソート・検索アルゴリズムの観点から衝突判定アルゴリズムを眺めます。
これにより各アルゴリズムを比較して考えることができるようにします。
接触判定のアルゴリズムの動作を比較して得意不得意を考えたり、組み合わせの良し悪しを考えたりできるようになることが本講演の目的です。 |
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■講師プロフィール |
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長谷川 晶一
電気通信大学
知能機械工学科
准教授 |
1997年東京工業大学工学部電気電子工学科卒業.1999年同大学大学院知能システム科学専攻修士終了.同年ソニー株式会社入社.2000年東京工業大学精密工学研究所助手.2007年電気通信大学知能機械科助教授.同年准教授,現在に至る.EuroHaptics
2004 Best Paper Award,EuroGraphics 2004 Best Paper Award,ACE2005
Best Paper Award,日本バーチャルリアリティ学会論文賞,貢献賞など受賞.日本バーチャルリアリティ学会,日本ロボット学会,計測自動制御学会,情報処理学会各会員.バーチャルリアリティ,物理シミュレーション,ヒューマンインタフェースの研究に従事.
CEDEC2004 EC2006で物理シミュレーションについて講演 |
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