ゲームデザイン部門 / 優秀賞

トップランナーによる質の高いゲーム開発のコツ・ノウハウを、ゲーム開発者が視聴しやすい番組として提供


有限会社ソラ
桜井政博

『桜井政博のゲーム作るには』にて、業界を牽引するクリエイター自らが、的確で価値のあるゲーム開発のノウハウを、具体的な制作物をベースに、歯切れのよい短尺番組として提供。
その質もさることながら、日々増え続ける圧巻の番組本数により、ゲーム開発の知見共有に大きく貢献している。

シンプルな要素で熱中するフロー体験を実現し、多くのフォロワーを生み出したゲームデザイン・バランシンングの完成度


poncle
『Vampire Survivors』開発チーム

シンプルな要素の組み合わせで、思わず熱中してしまうフロー体験をつくりだすことに成功した、ゲームデザインのお手本となるべき作品。
『Magic Survival』(Leme)を参考として高純度に設計されたゲームメカニクスと、洗練されたバランシンングで、フォロワー作品も数多く生まれた。

「AIと共に、AIと闘う」対戦エージェントAI技術による唯一無二の体験を実現したDCG


株式会社バンダイ
『ゼノンザード(ZENONZARD)』開発チーム

対戦エージェントAI技術をふんだんに活用している点を、近年のAIの隆盛を先取りした作品として評価。
対戦相手自身ではなく相手デッキを扱うAIと戦う「クロスバトル」により、AIをキャラクター化すると共に、プレイヤー個々人の自由な時間の中でプレイできるというゲームサイクルは唯一無二。
過去の対戦を何度でもどこからでもやり直せる「IFバトル」も革命的で、これらの仕様をHEROZの高度なAI技術によって実現した。

主要な2軸アクションの秀逸な掛け合わせによる幅広いゲームギミックとレベルデザイン



『ElecHead』開発 生高橋

インディーゲームに多い「特殊ギミック+横スクロール」のなかでも、「電流を流す」「頭を飛ばす」の2軸を立体的に交差させたレベルデザインが非常に秀逸。
学生時代に原型を作り、その作品をもってインディーゲーム開発者として独立・販売を行ったという、日本のゲーム産業内における期待の星となった業界貢献もあわせて評価。

ローグライトなデッキ構築とメタフィクションの融合による、新たなゲームプレイ体験


Daniel Mullins Games
『Inscryption』開発チーム

ローグライトなデッキ構築型カードゲームというメカニクスの完成度はもちろんのこと、それを主軸に脱出アドベンチャーやメタフィクション、ARGを絡めた革新的な物語展開によって、これまでにないゲームプレイを実現した。
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