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2010年・ノミネーションリスト(サウンド部門)

  • サウンド部門 ノミネート(1)

    自動効果音発音システムによる効率的なアニメーション効果音再生『FINAL FANTASY XIII』 サウンドチーム(株式会社スクウェア・エニックス)

    選考理由

    近年アニメーション挙動表現の向上と物量の増大に対し、効果音割り当て負担が増している。アニメーション挙動をリアルタイムに解析し自動で最適な効果音を発音するシステムの実現により大幅な工程短縮を達成。フォーリー効果音再生方法の新概念を示した。

  • サウンド部門 ノミネート(2)

    DTMツールでありながら、音楽本来の楽しさであるコミュニケーションツールへと昇華させた『DS-10』シリーズ 開発チーム(株式会社AQインタラクティブ)

    選考理由

    高機能なソフトシンセサイザーとDSならではの優れたインターフェースを持ち、従来のDTM音源の範疇に留まらず、ネットワーク対応とワイヤレスでの同期を可能としたことによりユーザー同士のコミュニケーションツールにまで発展させた。

  • サウンド部門 ノミネート(3)

    ダイナミックに変化するストリーミングによるインタラクティブ音楽の実現『アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く』 開発チーム(株式会社バンダイナムコゲームス)

    選考理由

    ピッチシフト、タイムストレッチなど、FFTを使用した高度なリアルタイムオーディオ信号処理技術を利用し、コード進行を考慮したアクティブに楽曲進行を制御するシステムとの組み合わせにより、ストリーミング音楽であるにも関わらず状況に応じてダイナミックに変化してゆくインタラクティブな音楽再生システムを実現している。信号処理技術を利用したからこそ実現できる新たな作曲手法の可能性を提示した。

  • サウンド部門 ノミネート(4)

    サウンドチームが一丸となって実践するリファレンスレベルへの取り組み株式会社カプコン 制作部 サウンド制作室(株式会社カプコン)

    選考理由

    ゲームに最適なスピーカ再生リファレンスを策定し、機材を統一した上で開発機と制作環境のシグナルリファレンスを合わせ、サウンドチームの全メンバーの個人ブース、全ての社内スタジオに導入して共有、プロオーディオ技術に積極的に取り組むことにより、ダイナミクスレンジを最大限に生かしたサウンドデザインを、「ロストプラネット2」「バイオハザード5」など複数のタイトルで可能とした。またそのリファレンスに対する取り組みをゲームサウンドのスタンダードにすべく広く公表し、業界の底上げに貢献した。

  • サウンド部門 ノミネート(5)

    多彩な物理オブジェクトの挙動に対して自然な効果音を実現『リトルビッグプラネット』 開発チーム(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)

    選考理由

    物理エンジンが生み出す多彩なオブジェクト挙動はあらかじめ想定しておくことができない。材質・質量・スケールの違いや、落下・転がり・引きずりなど挙動変化にインタラクティブに対応する仕組みを構築。また同時に登場するオブジェクト数が膨大になる場合、発音数を節約する再生手法へシームレスに切り替えるなどの工夫を行い、見事に自然な仮想世界を表現している。

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