レギュラーセッション

ゲームの外から操作する柔軟なデバッグメニューシステム

対象プラットフォーム:コンシューマ, PC
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月24日(木) 11:20 〜 12:20
講演ルーム
第2会場
受講スキル

・デバッグメニューシステムに興味のある方

得られる知見

・遠隔操作可能なデバッグメニューの実装と運用時の知見

・項目の場所や設定手順を作業者間で簡単に共有できる機能の事例

セッションの内容

弊社には長年ゲーム開発で使用され続けてきたデバッグメニューシステムがありました。

しかし、実装時に気をつける点が多く、処理負荷が高い、メモリ消費が多いなど多数の問題が有り再構築する事になりました。

また、再構築にあたりサーバーや離れた実行環境への対応、気が付いていない無駄の解消を目的として「遠隔操作」「デバッグの手間削減」をコンセプトに機能を幾つか追加しました。

このセッションでは、デバッグメニュー改善の取り組みとして問題点の解消や追加のコンセプトをどのように実現したかを説明します。

また、それによって得られた効果や今後の展望についても説明します。

清水 俊宏

株式会社フロム・ソフトウェア

R&D

チーフ

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<講演者プロフィール>

2012年に株式会社フロム・ソフトウェアへ入社。
ゲームプログラマーセクションにてDARK SOULS Ⅱ からタイトル開発に参加しメニュー、コンテントパイプライン、AI などを担当
2017年より現在のR&Dセクションに移り、ゲーム開発支援の業務として補助ライブラリの作成、環境整備などを担当。

<受講者へのメッセージ>

本講演ではゲームと疎結合な構造を持ち、遠隔操作が可能な一風変わったデバッグメニューシステムについての解説を致します。
システム全体の設計思想や開発促進に繋がる内容もできる限り紹介したいと思いますので興味がある方は気軽ご参加下さい。
この講演が皆様の開発の一助となればと願っております。
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