ラウンドテーブル

プロダクションラウンドテーブル2021

対象プラットフォーム:コンシューマ/アーケード/PC/モバイル
講演形式
ラウンドテーブル
講演時間
08月24日(火) 14:50 〜 15:50
講演ルーム
第10会場
資料公開
予定あり
受講スキル

プロジェクト管理に関する各手法・技法に関連する経験や知識

得られる知見

自身(自社)や他の参加者の挙げた課題に対する解決策やヒント

セッションの内容

プロダクション分野に関する手法・技法にまつわる課題や解決事例などを共有するためのラウンドテーブルです。それぞれのテーマに基づいてラウンドテーブル開始前に課題を集め、それらをベースに議論を進行します。本年は、「新型コロナウイルスに伴う開発体制の変化」をテーマに、開発を良くするためにどのような組織作りをしていくのか、個人でできる取り組みは何かについて共有していきたいと思います。

〇詳細について

本年は、時間を区切ってさらに詳細な2つのトピックスについてラウンドテーブルを実施します。

【タイムテーブル】

・開始前:ディスカッション内容の募集

・5分:本ラウンドテーブルの紹介、アイスブレイク

・25分×2:各トピックスのディスカッション。対話がメインであり、発表者が最初にプレゼンをすることはありません

・5分:クロージング

【扱うトピックス】

■ リモートワーク:新型コロナウイルスによる働き方の大きな変化の一つはリモートワークかと思います。物理的なオフィスを閉じた会社もあるでしょうし、リモートワークができていないチームもあるのではないでしょうか。どのようにリモートワークを行っているか話し、「うちはこの部分が難しいのですけど」と、なんとかしたい部分について聞いてみましょう。

■ 雑談:新型コロナウイルスによって大きく変わった点の一つがコミュニケーションではないでしょうか。今までは、ふと横を見れば会話できた環境でも、リモートワークですとなかなかしにくくなります。従来もチャットツールを使っての会話は行われていたと思いますが、ふとした時にリアルに対面でフォローできる安心感は得られなくなった変化の一つと感じます。また、管理職の人はメンバーが実際にどのように仕事をしているのかとてもとても知りたいのではないでしょうか。これら、いわば雑談が担っていた効果をどのように補っているのかというのは、最近、プロダクションの人間が集まると良く出てくる話題です。なにより、我々が聞きたい!ざっくばらんなコミュニケーションをどのようにしたか、ぜひとも話せればと思います。

【全体進行】

ラウンドテーブルを効率的に進めるため、以下のレギュレーションを設定します。

1. 画面共有:miro(https://miro.com/)を使って進行管理を行います。テーマに合う課題を1カード1課題の形式で記載して頂きます。

2. 進行:提出して頂いた課題を基に、議論を進めます。議論の内容をmiro上でオンタイムに整理し、その場に参加することの価値を高めます。

3. 課題・議事録の公開:最終的なmiroのボードは、後日CEDEC Digital Libraryに公開します。

【諸注意】

・今回は、録画が公開されますので、守秘義務にご注意ください。不安な方は、ミーティング中やmiroでは匿名をお使いください。また、話をする際も、自分の体験を話す際に「これは聞いた話ですけど」から始めるのも効果的かもしれません。

・miroを体験したことがない人のために、お試し版のボードを用意しました。本番では別のボードを用意しますので、慣れるためにお使いください。「 https://miro.com/app/board/o9J_lD0csAg=/ 」

※本年はオンライン(ZOOM)でラウンドテーブルの議論、ワークショップへ参加いただけます。

参加を希望する場合は、受講パスをご購入のうえマイページの専用の申込フォーム(Googleフォーム)よりお申込みください。

なお、ラウンドテーブルの議論及びワークショップに参加せず、視聴のみの場合、専用フォームからの登録は不要です。

ラウンドテーブル・ワークショップへの参加方法は以下よりご確認ください。

https://cedec.cesa.or.jp/2021/koubo/session

森田 和則

株式会社ヘキサドライブ

R&Dグループヘッド

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<講演者プロフィール>

2005年にゲーム業界へ。リードプログラマー/マネージャーを経験し、現在QAエンジニア、スクラムマスターとしてチームビルディングや品質につながるあらゆる事に挑戦中。
認定スクラムマスター(CSM)。スクラムフェス大阪実行委員。スクラム道関西 。

■講演歴
・CEDEC 2016、CEDEC+KYUSHU 2016
・Regional Scrum Gathering Tokyo 2018
・CEDEC 2019 心理的に安全な状況を作り出し、すべてをかき混ぜる方法

<受講者へのメッセージ>

昨年、多くの現場で働き方が変わりました。緊急時の為、コミュニケーションを意識した取り組みがなされたかと思いますが、現在はどう変化しているでしょうか?変化できた現場、試行錯誤している現場、以前から変わっていない現場。多くの現場からの意見を持ち寄る事で、参加した皆様にとって価値ある時間になる事を願っています。
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今給黎 隆

東京工芸大学

芸術学部 ゲーム学科

教授

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<講演者プロフィール>

タムソフト、ナムコ、グリー、セガのプログラマーを経て2016年4月より教職にあたる。認定スクラムプロフェッショナル-スクラムマスター(CSP-SM)。認定スクラムマスター (CSM)。CEDEC アドバイサリーボード。情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会 編集委員。「DirectX 9 シェーダプログラミングブック」著、「ゲームプログラミングC++」、「リアルタイムレンダリング 第4版」、「ゲームエンジン・アーキテクチャ」監修。博士(科学)。

<受講者へのメッセージ>

今まで、ラウンドテーブルはクローズドな形で実施していましたが、本年度は映像が残る形でのディスカッションになります。うまく守秘義務を守りながら、積極的にお話できればと思います。
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