メタリム:第三・第四の腕を用いた身体性編集


講演形式
インタラクティブセッション
資料公開
予定あり
受講スキル

身体性に興味をお持ちの方。

得られる知見

新たなゲームコントロール手法の発見。

セッションの内容

ドラえもんのひみつ道具の一つに、身体の部位を自由に取り換えられる『つけかえ手ぶくろ』があります。もしそのようなことが実現したとき新たな身体を我々はどのように感じ、どのように動かすことができるのでしょうか?

我々はそんな疑問に答えるため、肩に付けた第三・第四のロボットアームを足で動かすことを可能とする『メタリム』を開発しました。どのくらいの時間で新たな身体像を獲得できるのか、ぜひお試しください。

なお、本展示はSIGGRAPH2018 Emerging TechnologiesのBest in Show等多数受賞しています。

稲見 昌彦

東京大学

先端科学技術研究センター

教授

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<講演者プロフィール>

1999年 東京大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。同大学助手、電気通信大学知能機械工学科講師、同大学助教授、同大学教授、MITコンピューター科学・人工知能研究所客員科学者、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授等を経て2016年より現職。人間拡張工学、エンタテインメント工学に興味を持つ。現在までに光学迷彩、触覚拡張装置、動体視力増強装置、第3・第4の腕などを開発。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。JST ERATO稲見自在化身体プロジェクト研究総括、IPA未踏PM、超人スポーツ協会発起人・共同代表。著書に『スーパーヒューマン誕生! ―人間はSFを超える』(NHK出版新書)がある。

<受講者へのメッセージ>

我々の身体の未来を共に考えましょう。
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佐々木 智也

東京大学

先端科学技術研究センター 稲見・檜山研究室

博士課程学生

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<講演者プロフィール>

東京大学大学院工学研究科博士課程在籍。2017年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了。ロボット工学やVR、ハプティクスを用いて人間の身体能力の拡張や新たな身体感の獲得について研究している。文化庁メディア芸術祭新人賞、アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA経済産業大臣賞などを受賞。
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共同研究・開発者  ヤーメン・サライジ(慶應義塾大学)
チャリス・フェルナンド(テレイグジスタンス株式会社)
南澤孝太(慶應義塾大学)
北崎充晃(豊橋技術科学大学)