3Dアバターにおける権利と倫理、開発者が出来る対策


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月06日(金) 17:50 〜 18:50
資料公開
予定あり
受講スキル

VRChat/VRMなど3Dアバターを利用したサービスに関わる方、興味がある方。権利やライセンスについての知見を得たい方。3Dアバターの倫理について考えたい方。

得られる知見

3Dアバターの権利と倫理に関してどのような問題があるかという知見。開発者ができる対処方法と具体事例。利用側に求められる対処方法。

セッションの内容

本セッションでは、VRMなどで広がるアバターの権利と倫理に関する議論をします。

VRChatやVRMの影響で、3Dアバターの利用が広がっている。同時に、モデルデータの権利の問題(ライセンス、利用範囲、IP侵害など)や、アバターの倫理の問題(人格を持つこと、性的表現、暴力表現など)が顕著なった。セッションでは起こりうる問題についての整理を行う。また、自身開発しているVRM対応サービスの事例を踏まえ、開発者が考慮すべき対策・利用者に求める自衛方法などについてのベストプラクティスを検討する。

中地 功貴

株式会社メルカリ

xR Engineer

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<講演者プロフィール>

株式会社メルカリ R4D XR所属。xRエンジニア。ゲーム開発者。 幼少期にiPhone 3Gを手にいれたことをきっかけにUXの魅力に触れ,大学では自らがUX設計をできるゲーム開発にのめり込む。2015年,Oculus Rift DK2に触れた折に感銘を受け,VRの開発を始める。臨死体験ができる『VR通勤電車』, VRM対応モーションキャストなど、VRの可能性について模索している。

<受講者へのメッセージ>

VRChatやVRMの影響で、3Dアバターの利用が広がっているが、モデルデータの使用に関する議論は現状十分になされていないように思います。
今後多くの方が自分のアバターを持つようになる時代に向けて、是非一緒に出来ることを考えていきましょう!
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