空間的・社会的な存在感のあるインタラクティブキャラクタサイネージ
講演形式
インタラクティブセッション
資料公開
予定あり
受講スキル
実空間での人とキャラクタのインタラクションに興味のある方
得られる知見
・実空間でのキャラクタの存在感のためにできる工夫
・IKと物理エンジンによる相手の動きに応じた滑らかな動作生成の方法
セッションの内容
センサ・ディスプレイ・キャラクタCG・対話エンジンを組み合わせた、インタラクティブキャラクタによるデジタルサイネージが数多く登場し、店舗や公共空間で案内・受付・宣伝・集客等に実用されるようになりつつあります。
こうしたキャラクタサイネージがただの画面の中のキャラクタではなく「その場に立ち、周囲の状況を把握して応対する、人間らしい存在」となることは、キャラクタサイネージが実社会に普及し人々に親しまれ自然な対話を提供する上で重要です。本発表では、そのような考えに基づき開発した「存在感のあるキャラクタサイネージ」を展示します。
本システムは、キャラクタの存在感を高めるために、次の3点の特徴を備えています。
1.ミラーディスプレイによる現実の背景への重畳
2.通りかかった人に注目し「気がついた」感を提示する視線制御
3.キャラクタとガラス越しに触れ合っているかのような体験を実現するセンシングと動作生成