『LEFT ALIVE』における地形表現とナビゲーションAI
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月06日(金) 16:30 〜 17:30
資料公開
予定あり
受講スキル
AIの地形認識に興味がある方
3DカバーシューティングのAIを作ってみたい方
得られる知見
3Dカバーシューティングにおける地形表現
ウェイポイント集合による上位層グラフとその活用方法
パス検索から実際に移動する曲線を得る方法
ナビゲーションデータの自動生成手法
セッションの内容
『LEFT ALIVE』は、ゲームに登場するキャラクター(兵士、大型ロボット)が、マップ全域どこでもカバーシューティングが行えるようにする必要がありました。そのため、リアルタイムに地形を認識し活用する動きをする仕組みを導入する必要があり、キャラクターAIが地形を解釈するための知識表現の一つである「地形表現」を生成し、それを活用する人工知能「ナビゲーションAI」を開発しました。
単にナビメッシュを敷き詰めただけの表現では、もっともらしい射撃位置に着くことはできません。
より精密な位置取りを行うためのウェイポイント、ウェイポイントを一定の領域ごとにクラスター化した上位層グラフ、階層化したパス検索とパス検索以外の上位層グラフ活用、そしてこれらのナビゲーションデータの全域に渡る自動生成の手法について紹介します。