PC版特有のQA対応~『MONSTER HUNTER: WORLD』の場合~


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月04日(水) 16:30 〜 17:30
資料公開
予定あり
受講スキル

コンソールタイトルでのQA対応経験や制作基準に関する知識を持ったプログラマ、

またはプロジェクトマネージャーで、現在あるいは今後PC版を制作する方。

PCゲームのプレイ経験のある方。

得られる知見

PCプラットフォーム固有のQAで必要になる対応項目

QAチームに求められる環境やワークフロー

実際のタイトルで起きうる問題の実例

セッションの内容

ワールドワイドな視点では、PCプラットフォームは非常に大きな市場であり、日本国内開発のタイトルでもコンソール版にPC版を加えたマルチプラットフォーム展開は珍しいものではなくなりました。

しかし、PC版開発におけるQAには固有の課題も多く、コンソール開発に慣れた方でも思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。

『MONSTER HUNTER: WORLD』では、多様なユーザー環境を想定した動作確認や、そのためのQAチームの構築、バグチェック補助機能の追加等をおこない、それらの課題に対応してきました。

本タイトルでの実際の対応例の話を交えつつ、コンソール版をPC版でリリースする際に考えておくべきQA対応のノウハウをお伝えします。

中村 敬則

株式会社 カプコン

CS第二開発統括 第二東京制作部 東京第一制作室

副室長

もっと見る

<講演者プロフィール>

2007年にゲーム業界入りし、
コンシューマゲーム、スマートフォンアプリなどの開発を行ってきました。
2016年の秋に、CAPCOMへ入社し、
「MONSTER HUNTER:WORLD」のPC版では、
マウスによるUI操作やグラフィック回りを担当しています。

<受講者へのメッセージ>

「MONSTER HUNTER:WORLD」のPC版の開発を通して、
【PC】というプラットフォームへの対応を通して発生した問題などを共有させていただきます。
一例とはなりますが、今後のマルチプラットフォーム開発の参考になればと思います。
閉じる
共同研究・開発者  大井 勇樹(技術研究開発部)