図・数式・シェーダプログラムで実現するプロジェクションマッピング ~「屋内・冒険の島 ドコドコ」の事例~
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月05日(木) 13:30 〜 14:30
資料公開
予定あり
受講スキル
・平面図や立面図から3次元形状をイメージできること
・直線・平面・球面といった基本形状の式を理解できること
・シェーダ(HLSL)のプログラミング経験
得られる知見
・「曲面スクリーンへのプロジェクション時の歪み補正」「複数台のプロジェクター画像のブレンディング」「カメラ映像を入力とする直線・円等の基本形状の検出」をシェーダプログラムを用いて実現する方法
・投影空間の設計時におけるプロジェクターやカメラの配置上の注意点
セッションの内容
「プロジェクター映像を映した空間の中での遊び」においては、プロジェクターやカメラの配置設計に加え、「ゆがみ補正」「複数画面のブレンディング」「動きへの追従」といった映像上の技術が必要になります。「ゆがみ補正」とは曲面のスクリーンに映した時にも正しく見えるようにする技術です。「ブレンディング」では、ただ重ね合わせるだけでなく、映像のガンマ補正や投影距離、スクリーンの状態などを勘案する必要があります。「追従」では、カメラからの入力を画像処理した結果を映像にフィードバックします。本セッションでは、それらを「シェーダプログラムを活用する」ことにこだわって実現する方法を示します。空間の設計時におけるプロジェクターやカメラの配置技法については図面にて紹介し、実際の動作については適宜、試作や製品の画像やムービーを用いて説明の予定です。