特別支援学級における発達障害児のためのゲームデザイン研究事例
講演形式
インタラクティブセッション
資料公開
予定あり
受講スキル
シリアスゲーム制作、開発、研究を行っている人、あるいは今後行う予定がある人。
ゲーム業界以外の分野、特にヘルスケア、教育分野とのコラボレーションを模索している人。
大学等においてゲーム制作関連の研究、教育を行っている人。
得られる知見
ゲーム業界以外の組織(中学校特別支援学級)とのコラボレーション法
発達障害児向けヘルスケアゲーム制作の実践例
特別支援学等におけるゲーム活用事例
セッションの内容
九州大学シリアスゲームプロジェクトでは2009年から高齢者を対象としたリハビリ・ヘルスケア支援ゲームの研究開発を行ってきました。そして2017年にこれまでの知見を生かし、中学校の特別支援学級において発達障害児の自立活動を支援するゲーム研究を開始しています。本セッションではゲームを用いた特別授業の内容詳細をはじめ、授業で用いたアナログ時計の読みを習得、ビジョントレーニング、握力強化の3つのゲームについてインタラクティブ展示を通して解説します。また検証結果を示しながら、特別支援学級の教員を交え、現場で必要となるゲームデザイン、そして発達障害児の教育現場におけるゲームの有用性について議論を深めていきます。