Shadowverse流開発手法 ~QAコスト削減と堅牢性強化を実現するプランナーによるテスト駆動開発~
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月05日(木) 14:50 〜 15:50
資料公開
予定あり
受講スキル
・カードゲームの長期開発運営に興味がある方
・テスト駆動開発について最低限理解している方
得られる知見
・プランナー主体のテスト駆動開発をするためのアプローチ方法
・技術や実装を深く理解しなくてもテスト駆動開発を主導することが可能なこと、またその実現方法
セッションの内容
本講演では、Shadowverseの開発事例を通じ、デジタルカードゲームにおけるQAコストの大幅削減を可能とするプランナー主体によるテスト駆動開発の手法を紹介する。3ヶ月ごとに約130枚のカードが追加されるShadowverseの運営では、膨大なカード組合せ数によるQAコストが課題となった。各カードが持つ機能や能力はプランナーによりデータ化されるが、これと合わせプランナー自身がカードの振る舞いをテストできる環境を用意することで、QAコストを大幅に削減することに成功した。このプランナー主体のテスト駆動開発を可能としたツール群やビルド環境、これらを実現するための考え方について、網羅的に開示する。