Shadowverse流開発手法 ~QAコスト削減と堅牢性強化を実現するプランナーによるテスト駆動開発~


講演形式
レギュラーセッション
講演時間
09月05日(木) 14:50 〜 15:50
資料公開
予定あり
受講スキル

・カードゲームの長期開発運営に興味がある方

・テスト駆動開発について最低限理解している方

得られる知見

・プランナー主体のテスト駆動開発をするためのアプローチ方法

・技術や実装を深く理解しなくてもテスト駆動開発を主導することが可能なこと、またその実現方法

セッションの内容

本講演では、Shadowverseの開発事例を通じ、デジタルカードゲームにおけるQAコストの大幅削減を可能とするプランナー主体によるテスト駆動開発の手法を紹介する。3ヶ月ごとに約130枚のカードが追加されるShadowverseの運営では、膨大なカード組合せ数によるQAコストが課題となった。各カードが持つ機能や能力はプランナーによりデータ化されるが、これと合わせプランナー自身がカードの振る舞いをテストできる環境を用意することで、QAコストを大幅に削減することに成功した。このプランナー主体のテスト駆動開発を可能としたツール群やビルド環境、これらを実現するための考え方について、網羅的に開示する。

柴田 有輝

株式会社Cygames

技術本部クライアントサイド

ゲームエンジニア

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<講演者プロフィール>

2015年度新卒として株式会社Cygamesに入社。エンジニアとして、リリース前からShadowverseの開発に携わる。
現在はバトルパートのリーダーを担当、開発と運用を行いながらバトル開発全体の管理を行っている。

<受講者へのメッセージ>

ゲーム開発の大規模化に伴いバグ検知や、修正、開発に伴うデバッグのコストなど
様々な問題に向き合わなければいけなくなってきたかと思います。
Shadowverseでは、エンジニアだけではなくプランナーと協力しQAコストの削減や開発効率の向上を図りました。
それらの知見を開発プロセスを交えながら紹介致します。
このセッションが皆様の今後のゲーム開発の一助となれば幸いです。
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鄒 一舟

株式会社Cygames

技術本部クライアントサイド

ゲームエンジニア

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<講演者プロフィール>

中国出身。2012年来日し、早稲田大学に修士入学。
2015年新卒として株式会社Cygamesに入社。
Shadowverseリリース前からUI、バトルロジックやAIなどの実装に携わる。
現在はAIの設計と実装を担当している。

<受講者へのメッセージ>

最初にShadowverseの開発に参加した時、自分はまだ何もわからない新人でした。
色々な問題がありましたが、それを解決していくうちに、ゲームと一緒に成長してきました。
そんな経験談を、今回のセッションを通して皆様に共有したいです。
運営タイトルの継続開発に携わっている方々や、これからリリースする新規タイトルを開発している方々にとって、少しでもご参考になれば幸いです。
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