Saya -Virtual Human Projects-
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月24日(金) 13:30 〜 14:30
資料公開
予定あり
受講スキル

キャラクタ表現にご興味がある方

得られる知見

様々なキャラクタ表現 

セッションの内容

2015年に静止画をSNS発表して以来、継続して開発を行なっているヴァーチャルヒューマン「Saya」

人間とは違う、新しい存在としての役割を模索する事を目的に

AIをはじめとする、めまぐるしく発展してきている様々な技術を結びつけて

2018年3月、アメリカのオースチンで行われたSXSW2018 TradeShowにおいて

等身大に描画された「Saya」とのコミュニケーションを可能とした展示を行いました。

本講演では、SXSWで展示を行なった内容を中心に

どの様なプロセスを経て「Saya」にインタラクティブ性を持たせたか

グラフィック制作から、ハードウェア、表情認識など各要素について紹介致します。

講演者プロフィール

石川晃之 石川友香(TELYUKA)

GarateaCircus株式会社

代表取締役

<講演者プロフィール>

1998年頃CG制作プロダクションでCGアーティストとして、ゲーム・映像を中心に3DCG制作を行い、
2011年頃から、夫婦で3DCG制作を行うユニット「TELYUKA(テルユカ)」というアーティスト名で活動を開始。
GarateaCircus株式会社代表 https://www.telyuka.com/
共にCGゼネラリストアーティストとして、ムービー制作やキャラクターアセット制作を経験、
現在はVritualHumanProjectsを中心にオリジナルヴァーチャルヒューマンから、実在する・していた人間のCG制作、そしてコンピュータグラフィックスの新しい活躍を願い、研究開発を進めている。

SayaとはフルCGで作成されたオリジナルキャラクター。
2015年から制作をスタートし世界中で話題に、2017年Sayaの動くPR動画を8/31に発表。
https://www.youtube.com/watch?v=GCICGJhfjM0
ミスiD2018 「ぼっちが世界を変える」賞受賞
第21回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品
人間とは違う、新しい存在としての役割を模索中であり現在進行中のプロジェクトである。

<受講者へのメッセージ>

Sayaの開発を始めて3年経ちました、それまでに沢山の経験と出会い経て、進化と成長を続けています。
未来のSayaに近づくために一緒に歩んでくれる心強い仲間も増え、そんな彼らと共に得て来た様々な経験を皆様と共有し、共にCGやデジタルでの表現の可能性を探っていけたら嬉しく思います。
佐野 和哉

フリーランス

Business Development / Technologist

<講演者プロフィール>

大阪大学工学部(機械工学)卒業、株式会社博報堂で営業職を経験し、岐阜県立情報科学芸術大学院大学(IAMAS)にてメディア表現研究を修了。その後、新規事業コンサルティング会社QUANTUM Inc.を経て独立。台頭し続ける新しい技術やメディア環境、およびそれらを活用した表現や新規事業企画のリサーチと実践を行う。

<受講者へのメッセージ>

広告と新規事業企画、プロトタイピングの経験からお話することが、何かの参考になればと思います。
田原 將志

株式会社 博報堂

研究開発局

研究員

<講演者プロフィール>

早稲田大学創造理工学部卒業(経営システム工学科)。2016年に株式会社博報堂に新卒入社。
研究開発局にて統計解析、機械学習を活用したマーケティング・ソリューションの研究開発に従事。
現在はデータテクノロジー×インタラクティブテクノロジーを活用した新しい広告体験の開発をテーマに活動。

<受講者へのメッセージ>

広告やマーケティング・ソリューション開発者としての経験からお話をさせていただきます。
ゲーム業界の皆様へなにか新しい気付きを持っていただくことができれば幸いです。