セキュリティ会社のエンジニアが伝えたい2018年のチート事情


講演形式
ショートセッション
講演時間
08月24日(金) 16:30 〜 16:55
資料公開
予定あり
受講スキル

ゲームのチート対策に興味のある方

得られる知見

・モバイル及びモバイル以外のプラットフォームに関するチート対策方法。

・チートの手口を実際に把握する。

セッションの内容

モバイルゲームやSteamの登場でゲームビジネスのプレーヤーが激増し、今日のゲーム会社はかつてなかったほどの競争に晒されています。

このサバイバル時代突入により、新たなゲームの仕組みや、より洗練されたユーザー体験が生まれ、それは複雑なバトルロワイヤル形式のゲームや、位置情報を活用したゲームなどの新しいジャンルとなりました。

また、ユーザー体験を向上させる取り組みにおいて成功したものには、マルチプラットフォーム展開があります。

一方で、ゲームシステムが高度化・複雑化したことによって、セキュリテイリスクが拡大しました。

中でもゲームバランスを著しく損なうチートの手口は年々巧妙化しており、今やゲーム会社にとって最も重要な経営課題となっています。

このセッションでは主に、位置情報ゲームなどの新たなジャンルで見られるチートや、マルチプラットフォーム展開を推進する上でリスクとなるポイントについて、事例を交えながら解説します。

講演者プロフィール

高藤寿人

株式会社DNPハイパーテック

研究開発部

エンジニア

<講演者プロフィール>

2015年に大日本印刷株式会社に入社。情報セキュリティ対策のシステム開発部門に配属以後、耐タンパーセキュリティソフトの販売支援を担当。2016年にグループ会社のセキュリティベンダーであるDNPハイパーテックへ出向、AndroidOS向けセキュリティソフトの開発業務に携わる。主な業務として、ゲームの脆弱性診断とクラッキングツールの攻撃手法解析を行う。

<受講者へのメッセージ>

セッションを見に来てくださったゲーム開発エンジニアの方に、日頃の開発に新たなアイデアを与えられるような
セッションにしたいと思います。また、エンジニアでなくても、セキュリティ対策の勘所を掴んでいただけるよう、丁寧な説明を心がけます。

皆が楽しく遊べるゲーム環境を一緒に目指しましょう。