ただのブルブルで終わらせないっ! ゲーム体験を拡張する触覚デザインのアプローチとサウンドデザインとの親和性
講演形式
レギュラーセッション
講演時間
08月23日(木) 16:30 〜 17:30
資料公開
予定あり
受講スキル
良い振動体験をデザインできる人をお探しの方、できるようになりたい方。
新しい体験や演出に関する興味、サウンド演出に関する興味
得られる知見
現状、誰が触覚(振動)デザインをすると都合が良いのか。
サウンド演出と触覚(振動)演出のアプローチ方法が似ていること。
振動だけでも大きな体験を生むためのデザインアプローチの方法。
セッションの内容
Nintendo SwitchのHD振動や各種VRハンドコントローラーの登場により振動体験に対する注目度が高まっている中で「誰が触覚をデザインすると良いのか」という問題に対し、サウンドデザイナーが担当するメリットや親和性について紹介します。
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で触覚を研究する南澤からは、人が触覚を感じる原理とそれを再現するテクノロジーがどのような進化を遂げてきたのか、そしてHaptic Designの必要性の高まりと、エンタテインメントにおける触覚体験をデザインするためのポイントである質感・実感・情感について、Rez infinite Synesthesia Suit等の事例を挙げつつ紹介します。
音や触覚の手軽なデザインを研究する川口からは、サウンド演出が触覚にも応用が効き、記憶を想起させる触覚表現とそのデザインアプローチを紹介します。