ソフトウェア開発で、人やチームについて考えてみたことがある方にお勧めします
小さなチームのメカニズムについて (主にスクラム)
モブプログラミングについて
米国のデジタル企業の潮流について
ご自身の属している環境でどうやって行くかのきっかけ
セッションの内容
昨年、私たちは教育事業という小さな事業を立ち上げました。その中のさらに一部、たった4人のメンバーでモブプログラミングを用いたスピーディなシステム開発を通じて、顧客にとって未解決の課題に一緒に取り組む活動を行っています。ここでやってきたことは単に小さな新規事業というだけではなく、長年培ってきた組織や業界のやり方を、根本的に変えてみるトライアルをしています。今回はその話をしたいと思います。
もう一度、小さなチームについて考え直してみましょう。予定通り終わることができるタスクのサイズについて考えてみましょう。これまでチームが出したアウトプットの実績をもとに、その先の計画を動的に見直すことで、もっとも確実な予測を可能にし、そしてもっと改善を考えていく。スクラムは小さなチームでうまくいくメカニズムを抽出し、勝てるチームを一つ一つ作っていくための枠組みです。長期的に安定したチームで信頼を築き、前倒しでアウトプットを出していきます。そのカギになるのが、モブプログラミングです。一つのディスプレイ、一つのコンピュータ、一つのキーボード。全員で目標をとらえ、一つ一つクリアしていきます。そして、複数のチームが有機的に結合する必要があります。全体としてのビジョンを定義し、求められる成果を定義し、検証方法を考え、ダッシュボードを整備する。組織全体として、アジャイルでありながら、着実な成果が必要です。常に新しいものを、ユニークで本質的なやり方を探求し、やっていく必要があると考えます。ぜひ一緒に考えてみませんか?