ステージ試作の敷居を下げる「丁度いい3Dモデリング機能」の内製ゲームエンジンへの導入
講演形式
ショートセッション
講演時間
08月23日(木) 11:50 〜 12:15
資料公開
予定あり
受講スキル
3Dモデリングツールの具体的な実装への関心
ステージ試作工程のイテレーション速度向上への関心
3Dモデリングについての実務経験や基本原理の理解
得られる知見
ステージ試作において、ゲームデザイナーやアーティストから要求される機能とその実現方法の具体例
シンプルなモデリングツールを短期間で実現するために効果的なデータ構造や3D集合演算アルゴリズムの概要
セッションの内容
面白い遊びを味わえるステージを作りたい。
そのためにゲームデザイナーはステージの試作段階において幾度となく変更を繰り返します。
ゲームデザイナーはその出来をゲームプレイ内で確認する為、仮の3Dモデルを背景アーティストの手を借りて作成していました。
しかしツールをまたぎ、職種をまたぐ為、1つのアイデアを実際に確認するだけでも数日かかっていました。
そこで試作段階でのステージ作成を職種にとらわれず素早く行えるように、社内製ゲームエンジンである RE ENGINE に直感的かつ簡単に扱える3Dモデリング機能を導入しました。
本セッションでは
・利用するまでの敷居が低い
・複数タイトル開発機能としての汎用性を持つ
・ゲームエンジン内で全て完結する
をコンセプトとした3Dモデリング機能を短期間で作成するために必要だった具体的なデータ構造やアルゴリズムなどを紹介いたします。